太田母班とは主に女の子に出来る青アザです。
男の子でもたまにあります。
目の周りを中心に顔の片側、たまに両側にできていることもあります。
産まれてすぐからある場合と思春期頃に出てくる場合とあります。
どんな治療をするの?
基本的にはレーザー治療です。
1度レーザーをしたら4ヶ月くらい間をあけて薄くなるまで何度か治療をします。
アザのレーザー治療は保険適用ですよ。
その他にも治療ではないですがアザをきれいに隠すためのクリームファンデーションなどもあるんですよ。
レーザー治療ってどんな感じ?
まず顔なので目にレーザーの光が入らないように器具を目にいれます。
その時に点眼の麻酔をします。
そしてあばれたりしないように子供を押さえて固定します。
そしてレーザーをあてていきます。
見ている親はレーザーの光を直接見ないように専用のメガネをかけます。
レーザーが終わるとお薬を塗って終了です。
子供の場合は押さえられているのが嫌なのと目に器具が入れられているのが嫌なのと痛いのとで泣いてしまう子が多いです。
ですが終わればけろっとしている子供が大半ですよ。
レーザー後はどんな感じ?
1度目にやるときは皮膚がやけどしたような感じになり、レーザーをした場所がパンパンに腫れます。
そして数日したら皮膚がポロポロとはがれて、レーザーをあてた場所が白くなります。
ですが日にちがたつにつれて肌色にもどってきます。
2度目以降はそこまでやけどした感じではなくなり、日にちがたつにつれ少しずつアザが薄くなるかんじです。
何歳くらいから治療するのがいいの?
消したいのなら早いうちの方がいいです。
皮膚が薄いうちから治療をしたほうが効果は出やすいです。
そして3歳くらいになるとレーザーの時に暴れるのを押さえるのもたいへんになり、場合によっては全身麻酔をしないといけなくなります。
そして小さいうちは終わってもあまり恐かった記憶は残りませんが大きくなればなるほど恐くなるみたいです。
とくに大田母斑は顔なので余計に小さい子は恐いですもんね。
ちなみに小さい頃に太田母班がある子は1度消してもホルモンバランスの関係から思春期頃にまたアザが出てくることもあるらしいです。
大田母以外にも
実は赤ちゃんでアザがある子というのは結構多いんです。
よくあるものだと、異所性蒙古班。
カフェオレ班。
サーモンパッチ。
いちご状血腫など。
自然と消えるものもあれば治療をしないと消えないものもあります。
アザが気になった場合は早めに病院で診てもらってくださいね。