花嫁修業は必要?必要ない?結婚準備で大切なことは何?

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出来ちゃった結婚も多い近年ですが

何の準備も無く慌しく結婚する方も多いかと思います。

昔と違って花嫁修業をすることも少なくなったような。。。

しかし、一生を決めてしまうかもしれない結婚です。

結婚の準備で大切なことは何でしょうか?

昔の花嫁修業

例えば、昭和初期の頃などは、大家族がほとんどだったようです。
ですから、結婚するということは、お相手の家に入るということ。
お茶やお花、料理はもちろんのこと、お裁縫や礼儀作法も出来て当たり前。
結婚するということは、お相手とその家族親族とも結婚するようなもの。
家のしきたりを守り、お付き合いも上手に出来なければなりません。
一度結婚すれば、よっぽどのことでもない限り離婚などということはなく
離婚になるとすれば、子どもを授かることが出来なった場合
無理やりに離縁させられるということぐらいでしょうか。
花嫁修業も当然のことながら厳しくて、他所の家に女中奉公に出されることも
あったようですよ。
現代からするとかなり厳しいと感じられますが、それが当たり前だった時代もあったのです。

現代の花嫁修業

昭和後期から平成にかけて、時代が大きく変わってきました。
核家族化が進み、しきたりや親との同居にこだわることが少なくなりました。
平成に入ると、さらに社会進出する女性が増えてきました。
そのために、嫁という概念も変わってきて、昔のような花嫁修業をすることは
ほとんどなくなってきたようです。
仕事を持っている女性ですと、男性に経済的に依存する必要もないので
結婚前にも結婚後にも、自分の趣味などにお金や時間を費やす人が多くなりました。
たとえば、フラワーアレンジメントやネイルアートなどなど。。。
自分を磨き、生活を彩るような花嫁修業が増えているようですね。

これからの花嫁修業

昭和から平成にかけて大きく変わってきた時代の流れの中
結婚や花嫁修業の形態も同時に変わってきたわけですが
これからの未来は、どうなのでしょう?
平成生まれのカップルも次々と誕生している昨今
さらに今まだ幼い子どもたちが将来結婚する10年20年先
どんな花嫁修業をしているのでしょうねぇ。。。
きっと、今よりももっと変わっていることは間違いないでしょう。
もしかしたら、花嫁修業という言葉すら死語になっている可能性もありますよね。
変わって「花婿修行」という言葉が普通になっていたりして。

結婚の準備で大切なこと

昔が良かったとか、今の方が良いとかということではないかもしれません。
昔は昔なりの良さがあったでしょうし、今には今の良さがあると思います。
しかし、昔の良かった部分を現代の生活にも生かすことも出来ると思うのです。
例えば、大家族だった時代、家事や育児の達人が一緒に暮らしているので
助けられることも多くあったと思われます。
近年、核家族ゆえの問題もあります。母親がひとりで何もかも背負ってしまい
育児ノイローゼになって子どもを殺害してしまうなどの悲惨な事件も起こっています。
昔なら育児で困ったら近所の人が助けてくれることもごく普通のことでした。
花嫁修業で大切なのは、まずコミュニケーション能力を身につけることだと思います。
結婚して、想像だにしなかった苦労や試練が起こってくるかもしれません。
そういうことに対しての適応力や柔軟性を備えることも必要ではないでしょうか。
つまり、心を鍛えておくってことですね。

全ては幸せな結婚生活のために

基本男と女が結婚するという形態が主流であることは今も昔も変わりません。
将来は、日本でも男性同士とか女性同士の結婚も認められるかもしれません。
結婚の形や考え方は違っても、幸せな結婚をしたいという気持ちは
時代が変わってもきっと変わらないことでしょう。
多種多様な価値観がさらに認められていくであろう未来で
今の子どもたちやこれから生まれてくる子どもたちが
今よりも素敵な世界で、より幸せになってくれることを願ってやみません。

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