栄養ドリンクはいつから?子供にあげていけない理由は……

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風邪をひいてしまったとき、栄養が足りないとき、エナジードリンクや栄養ドリンクを与えたくなります。毎日の塾通いや習い事、体育祭や文化祭などあるので、そういったことを考えると、子供だって疲れてしまいます。

この栄養ドリンク、過剰摂取が悪影響を及ぼすとも言われます。

子供に栄養ドリンクを飲ませていいのでしょうか。もしくは悪いのでしょうか?

栄養ドリンクは子供にOK?N.G.?

今や、Amazonなどでも購入できる栄養ドリンク。エナジードリンクなどを含めると多くの種類が販売されています。そして、種類も多く10本入りは600円程度で買えるので1本あたり60円ほどから「エネルギーチャージ」や「ファイト一発」ができる!

ただ、結論から言うと、「栄養ドリンクを飲ませてはダメ」です。

子供にとっては悪影響があり、こういったことが言われています。 

・身長が伸びなくなる 
・怒りっぽくなる 
・中毒症状を引き起こす脳のダメージを起こしてしまうことがある 
・心臓発作を起こす 
・アルコール・タバコ依存になりやすくなる 

とこれだけの可能性がありました。

なぜ栄養ドリンクは子供に悪影響?

なぜ栄養ドリンクは子供に悪影響となってしまうんでしょうか。 

理由は「カフェイン」。カフェインは、眠くなりにくい作用を引き起こす物質。コーヒーやお茶にも入っています。体を元気な状態にさせる効果があるカフェインは、一時的に元気になります。無理に元気な状態にしているため、副作用もあります。そして、子供の臓器で消化するのは負担があります。肝臓にも負担になってしまい、大人と比較しても副作用があるわけなんです。

栄養ドリンクの副作用はどういった点にある?

大人と比較しての副作用、

・依存症になる 
・高血圧になる 
・貧血になってしまう 
・カフェイン不足の時に怒りっぽくなる 
・夜更かしして背が伸びなくなる 
・気持ちが落ち着かなくなる 

といったことをはじめ、栄養ドリンクには、あまり知られていないものの「アルコール」が入っています。アルコールというとお酒の成分です。酔ったように感じる成分は子供にはできるだけ飲ませたくないママが多いのではないでしょうか。

アルコールが入っている商品は、

・ユンケル 
・リポビタンD 
・エスカップ 

など多くの栄養ドリンクに入っています。

お酒のアルコールは 

・集中できなくなる 
・やる気がなくなる 
・怒りっぽくなる 

といった作用があります。

何歳からなら大丈夫?

では、栄養ドリンク、何歳からなら飲むことができるのでしょうか。
ちゃんとボトルに書いてあることを守るようにしましょう。

パッケージには「15歳未満は飲ませないでください」とあります。

・1回量を1日1回服用
・年齢は15歳以上

である栄養ドリンクが多いです。エスカップのホームページによると、100ml中無水カフェインが50mg入っているので、効果を感じられなかったとしても「1日1回は厳守」するようにしましょう。

そのため、栄養ドリンクデビューは「15歳」から。ちょうど中学生の頃、高校受験のために栄養ドリンクを飲ませるのはN.G.。高校生でデビューしてもアルコールが入っていることなどを考えると早いくらいです。

かわりに何を飲ませる?

眠らないために飲ませるのはカフェインが入っていないものがいいですね。

例えば、野菜ジュースなら野菜の栄養素が取れます。トマトジュースだと塩分が入っていることもあるので注意したいですが、果汁、野菜100%の商品なら野菜の栄養が不足している時でも補給できて安心です。

また、小麦胚芽のミロもおすすめ。牛乳のカルシウムとミロの栄養分が一緒に取れて、チョコレートドリンクのように飲むことができます。他、セノビックなどの栄養補助飲料で食品由来のものだと安心です。

栄養ドリンクは避けて、他のドリンクを飲ませてみましょう!

 

 

 

 

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