カジュアルな結婚式で友人中心の招待客を満足させるコツ

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結婚式・結婚披露宴を、従来の枠にはめずに、自分たちでつくりたい … そんなカップルも多いですし、いまは、招待状づくりはもちろん、会場もガーデンウェディング、ハウスウエディングに変化していっています。そして、何よりも、主役は2人と言いながら、招待客、それも友人中心のアットホームなカジュアルな結婚式が増えていますね。ぜひ、主役はゲスト、そして旅立ちの2人、両方ともが楽しめる結婚式のコツをまとめてみました。

招待状に工夫

まずは、親しい友人やご親戚に出す招待状。もちろん結婚することを知らせえている方もいますし、お付き合いしていることを知らせていなくて、びっくりされるかもしれません。
フォーマルとカジュアル。両方を兼ね備えた、報告&招待状をつくりましょう。
ポイントは3つ。
1つは、しっかりとしたメッセージカードを入れること。印刷でもプリントでもかまいませんが、馴れ初めから、2人で新しい家庭を築く決意までしっかりと。
2つ目は、2人の顔のプリクラ(死語?)を張ってほしいこと。これも、最近のプリンターでは、シール状に印刷できますのでカンタン。
そして3つ目は、出欠確認のハガキのメッセージ欄。四角に。これをコピペして、当日のプログラムにしてみると楽しいですよ。

料理に重点

派手な演出よりも、気さくなアットホームなパーティが、流行っています。
そんななかで、レストランウエディングならもちろん、ホテルの宴会場でも、料理の値段を1ランク、ときには2ランク上げてみましょう。
会場側も、多くのお金をいただけるわけですから、心をこめてサーブしてくれるのはもちろん、冷たいものは冷たく、温かいものは温かく。タイミングを見て調理してくれます。
新婦のお色直しも、最近は1回するかしないかくらいのパーティですし、その分、料理にお金をかけてくださいね。
テーブルやグループごとの記念写真にも、料理は写りますから、良い料理だと思い出に残りますよ。

テーブルはオープンでも、フィックスでも

立食形式、ビュッフェスタイルの披露宴もまた、楽しい。
とくに、会話が弾むのが立食形式で、最初は「えっ」と思いましたが、各自のテーブルはテーブルとしてありますし、料理は料理で、テーブルのそばにいくつものサービング台があって、自由に取れる方式でした。
会話も楽しく、お酒も。その披露宴を機に、新しいカップルができたりすることも多かったですね。
テーブルは円形テーブルが多いのですが、欠点は、ひな壇(主人公の2人)に、お尻を向ける席ができること、席数の関係で、1人だけ友人が離れ離れになってしまうことがあることなど。

スピーチは短く、本人のスライド・パワポで

最近は、スライドで結婚する2人の生い立ちや出会いを振り返るシーンが増えてきました。
逆に、友人の出し物や、上司のスピーチは短くなったり、もしくはなくしてしまうことも。最近も、以前の勤務先の結婚式に呼ばれましたが、ほとんどがママになっていて、招待客のドレスもカジュアルなものに、そして子連れも増えてきたように思えます。
退屈しないようなアトラクション … ビンゴゲームもいいですが、「歓談」の時間がたくさんあると招待客の満足度は上がるもの。最後の「お涙」両家の挨拶も、省いたりして、スライドで表現してみましょうか。
MSオフィスのパワーポイントと言うソフトで、かんたんにプレゼン資料が作れるようになったのと同様に、このスライドも、プロジェクターに接続するだけで、パワポのスライドができますよ。
ポイントは、映画のようなエンドロール。最後に流れるメッセージには、力を入れてください。

引き出物も少なく、もしくは自選カタログで

以前ほどではありませんが、結構な引き出物をいただくことがあります。
小さな、思いのこもった品が喜ばれますが、最近は、障がい者授産施設の紅茶をいただいたことがありました。2人の温かい気持ちに、ホロリとさせられたものです。
小さくて軽くて、自宅でも仕えるものとなると、なかなか選ぶのが難しい。
そういうときには、何種類か、からの選択を、来ていただいたお客さんにしていただくのもひとつです。カタログなら味気がありませんが、自分で選んだお品物を、セレクトしていただくのは楽しいですよ。もちろん、後日、ご希望のお品物をお送りするときには、メッセージをつけて。「新居に遊びにきてね」と。

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