赤ちゃんの卵アレルギーは治るの?息子の体験談を紹介

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5~6ヶ月くらいから、10倍かゆ、野菜と順調に進み、いよいよ卵という時に、大切な赤ちゃんが卵アレルギーになってしまったらとてもショックですよね。卵は一生食べられないのと不安に思うママもいらっしゃるかと思います。筆者もそんな一人でした。息子の体験を元に紹介したいと思います。

何故?

そもそも、何故、食べ物を食べてアレルギーを起こしてしまうのでしょうか?
赤ちゃんの体はまだ未熟ですね。それは消化器官や免疫機能でも同じことが言えます。
母乳やミルクだけの時だけとは違い、様々な食材を消化しなくてはいけないのですが、消化器官や免疫機能がまだ未熟な為、卵のたんぱく質を異物と判断してしまうようですね。
様々な食物アレルギーがありますが、乳幼児では卵アレルギーが最も多く、その半数は卵アレルギーと言われています。

どうする?

では卵アレルギーの症状はどのようなものがあるのでしょうか?
主に4つあげられます。
・皮膚の症状(口の周り、体に赤い湿疹が出る)
・目の症状(目がかゆくなったり、腫れたり、赤くなったりする)
・呼吸器の症状(くしゃみや鼻水、咳、ひどい時は呼吸がゼイゼイしたりする)
・消化器の症状(腹痛、下痢、嘔吐)
等があります。
また、これらの症状が二つ以上出た場合はアナフィラキシーという強いアレルギーの反応の場合があります。
いずれにしても、反応が出た場合はすぐに病院を受診しましょう。

治療法は?

卵アレルギーになってしまったら、まず、卵の摂取がNGになります。母乳を飲んでいる場合は、ママも卵の摂取がNGになります。ママの摂取した卵のたんぱく質が母乳に移行してしまうからです。
特に、反応が出た直後は過敏に反応しやすくなるので注意が必要です。
暫くの間は、卵の摂取を控え、赤ちゃんの成長を待ちます。

成長と共に

先にも述べたとおり、赤ちゃんの卵アレルギーは、発達が未熟なことに原因があります。逆に言えば、体が成長すれば食べられる可能性があるということですね。
もちろん、ここで自己判断をして、反応が出てしまった逆戻りです。
きちんと医師の指示に従いましょう。
個人差がありますが、3歳ぐらいが目処になっているようですね。
筆者の息子の場合、1歳半すぎくらいから、黄身の固ゆでをまた始めました。黄身が慣れたら、白身の固ゆでというように段階を踏んで、大体3歳過ぎには、白身も食べられるようになりました。
現在は7歳ですが、卵かけごはん以外、半熟も食べられるようになりましたよ。

気をつけること

気をつけることとして、卵アレルギーかなと思ったらすぐに病院へ行くことです。そして必ず医師の指示に従いましょう。まずは絶対焦らないということです。
焦っても何も良いことはありません。逆に、卵に過敏に反応してしまう場合があります。
ゆっくりのんびりかまえ、その間、卵に変わる、たんぱく質をきちんと離乳食に組み込むようにしましょう。
赤ちゃんの成長と共に、いつか食べられる日がきっと来ます。
息子のように、アナフィラキシーを経験した赤ちゃんでも食べられるようになるのですから。

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