母乳で頑張りたい!でもこんなトラブルどうしたらいい?

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赤ちゃんにはやはり母乳が一番。頑張って母乳で育てたいと思っているお母さんも多いでしょう。しかし、初めてお母さんになった人にとっては、不慣れな母乳育児に悩みはつきものです。今回は、母乳育児ならではの悩みについて5つ紹介します。

母乳が出ない

初めて出産した人にとっては、母乳が出るまでに時間がかかる人も多いでしょう。出産すれば、すぐにみんな母乳が出るわけではありません。何回もおっぱいをあげ続けて、やっと出てくるのが母乳です。もちろん、産後数日である程度の量が出る人もいるのですが、出るまでがなかなか大変なんです。ミルクと違って、母乳は目で見てどのくらいの量が出ているかわかるものではないので、赤ちゃんの体重が増えてこない場合はミルクを足すこともあります。しかし、どうしても母乳で頑張りたい場合は、1,2週間であきらめず、1か月くらいは、あげ続けて母乳がちゃんと出てくれるのを待ってみましょう。赤ちゃんの体重が増えないのは心配なので、少しはミルクをあげてみる必要もあるかもしれませんが、できるだけ頻回に母乳をあげることによって、母乳の出もよくなってくるでしょう。

乳首が切れる

母乳がなかなか出ないと、赤ちゃんも母乳を求め、ずっと吸い続けて、いつまでも離れてくれなかったり、1時間おきにまた欲しがったりと、お母さんの苦労も絶えません。そして、まだ母乳をあげて間もないうちは、乳首も柔らかくなっていないので、赤ちゃんも飲みにくいこともあり、乳首も切れやすいものです。1度切れると、母乳をあげる度にとても痛くて、お母さんも痛みをこらえての授乳になることもあるでしょう。お薬を処方してもらえるので、授乳後など塗るようにしましょう。切れると、痛くてつらいかもしれませんが、赤ちゃんも上手に飲めるようになり、乳首もやわらかくなってくると、切れることはなくなります。治るまでは授乳もつらいと思いますが、乗り切ってほしいものです。

噛まれる

赤ちゃんに前歯が生えてくるようになると、時々噛まれて痛いこともあるかもしれません。しかし、普通におっぱいを飲んでいるときは、赤ちゃんは噛まずに上手に飲んでくれるはずです。噛むということは、おなかがすいていなかったり、遊んでいるだけということがほとんどなので、そのようなときは、おなかがすいていないんだなとおもって、授乳をやめてみましょう。噛むとお母さんが痛がるので、その反応をおもしろがって噛む赤ちゃんもいますよ。授乳時間の間隔をとってみたり、おなかがすいているときにしっかりおっぱいをあげるといいでしょう。

夜泣き

母乳をあげてる赤ちゃんは、夜泣きをするということも聞きますね。夜寝る前だけミルクをあげるというお母さんもいるようです。夜中に何度か起きるのは仕方ないですが、睡眠不足はお母さんにとってもやはりつらいですよね。しかし、夜泣きはずっと続くものではありません。夜泣きをしているうちはお母さんお父さんも大変かもしれませんが、朝までぐっすり寝てくれる時期が必ず来ます。できるだけ日中は体を動かしたり遊んであげるようにして、夜しっかり寝てくれるように工夫するといいですね。

食事内容

授乳をしているうちは、お母さんが食べたものの栄養が母乳として赤ちゃんに移行するので、やはり栄養バランスを考えた食事がとても大事になります。糖分や脂肪分の摂りすぎに注意し、バランスのいい食事をするようにしましょう。もともとお酒を飲んでいた人にとっては、授乳している間はお酒も我慢しないといけませんね。早くアルコールを解禁したいために、できるだけ早めに卒乳、断乳を考えるお母さんもいますね。授乳というのはお母さんと赤ちゃんのつながりを深めることでもあるし、ほんの1,2年の間だけのものです。この期間を大切にして過ごしてほしいと思います。

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