秋から冬にかけて旬を迎えるフルーツ、リンゴ。
リンゴは一年を通して比較的手に入りやすいので、旬を忘れてしまいがち。
でも、これからの季節が一番♪
旬を迎えれば、より美味しいリンゴを安くたくさんGETできます。
そこで今回は、そんなリンゴを使った簡単スイーツレシピを集めてみました。
濃厚なのにさっぱりスイート♪リンゴバター
まずは、リンゴの甘い調味料のご紹介します。
濃厚なバターとリンゴのさっぱりとした風味が絶妙な甘い調味料は、そのままでだって十分美味しい!
お菓子作りにも、お料理の隠し味にも使える万能調味料になること間違いなしです。
おススメは、アップルパイやアップルケーキにプラスする使い方。
よりリンゴの香りと風味を強調することができるので、「専門店の味」さながらの仕上がりになりますよ。
リンゴバターのつくりかた
〈材料〉約200ml分
・リンゴ 1個
・無塩バター 20g/・無塩バター 60g(別に用意しておく)
・グラニュー糖 40g
〈作り方〉
1.リンゴは皮をむいて芯を取り除き、8等分にカットしたら、薄くいちょう切りにしていきます。
変色と風味の劣化を防ぐため、分量外の塩水に浸けておきます。
2.鍋に無塩バター20gを入れて火にかけ、溶けたら水気を拭き取ったリンゴを入れます。
無塩バターが全体にからまったらグラニュー糖を加え、リンゴが透明になりしんなりするまで炒めます。
3.2をミキサーでかくはんします。(ミキサーがない場合は裏ごしでもOK)
4.3が冷めたら、常温にもどした無塩バター60gに加えて混ぜ合わせれば完成。
密閉できる清潔な容器にうつし冷蔵庫で保存してください。
パンに塗って朝食に、クッキーやクラッカーに添えてティータイム、肉料理の隠し味にとマルチに活躍してくれます。
http://erecipe.woman.excite.co.jp/detail/1aae4a41a0879f34eef0852840c4574a.html
じゅわっと広がるリンゴの甘み♪リンゴの揚げ春巻き
某ファーストフードチェーンのスティック型アップルパイ、お好きな方も多いのではないでしょうか?
自宅でも、あれにそっくりなスイーツを手軽に作ることができるレシピのご紹介です。
パリッとした生地からあふれ出る、とろとろジューシーなリンゴの甘みと香りに夢中になること間違いなし!
リンゴの揚げ春巻きの作り方
〈材料〉4~5本分
・リンゴ 1個
a.グラニュー糖 65g
a.モン汁 10g
a.バニラビーンズ1/5本(バニラエッセンス適量でもOK)
a.シナモンパウダー1g
・カルバドス酒 10g(ラム酒で代用も可能、苦手なら省いてもOK)
・クルミ 12g(他のナッツ類で代用OK)
・春巻きの皮 4~5枚
b.薄力粉 5g(片栗粉で代用OK)
b.水 5g
・揚げ油 適量
〈作り方〉
1.リンゴは皮をむいて芯を取り除き、8等分にカットして薄いいちょう切りにします。
2.鍋にリンゴとaの調味料を入れ、リンゴが透明になりしんなりするまで炒めます。
※バニラビーンズはサヤに切り込みを入れて種だけ取り出すしてください。
3.カルバドス酒を加えてアルコールを飛ばし、クルミを加えてバットに広げて冷ませばリンゴ餡の完成です。
4.春巻きの皮に完成したリンゴ餡をを適量ずつのせ、スティック状になるようにくるくる巻きます。
両サイドと巻き終わりに、b.を混ぜ合わせたノリをぬり、留めます。
5.フライパンに揚げ油を深さ2~3cm入れて170~180℃に熱し、4を入れてこんがりおいしそうな揚げ色がつくまで揚れば完成です。
春巻きの皮ではなく、餃子の皮を使えば一口サイズにアレンジできるのでちょっとしたスイーツギフトにもぴったり。
出来立ては、中のリンゴ餡がとても熱くなっているので火傷に気を付けてくださいね。
ほっこりあったかスイーツ♪リンゴのフルーツフラン
「フランってどんなスイーツ?」かと言いますと。
固めのカスタードプリンを想像していただければわかりやすいです。
メキシコのお母さんたちが作り続ける、ちょっと素朴であったかいお菓子。
もともと家庭で手作りされているスイーツなので比較的簡単に作れちゃうのが嬉しいポイントです。
大き目のグラタン皿にたっぷり作って、みんなで取り分けながら楽しむのも◎
リンゴのフルーツフランの作り方
〈材料〉
・りんご 1コ(目安200g)
・砂糖 大さじ1
・ラム酒 大さじ1
・バター 大さじ1
a.ホットケーキミックス 100g
a.牛乳 1カップ
a.生クリーム 1/2カップ
a.砂糖 50g
a.シナモン 適量
〈作り方〉
1.りんごは半分に切って芯を取り、薄切りにします。
耐熱皿にバターを塗り、りんごを並べて砂糖とラム酒をふりかけます。
2.オーブンを200℃に予熱しておきます。
a.の材料をよく混ぜ合わせ、1に注ぎ入れます。
3.2をオーブンで15-20分焼き、仕上げにシナモンをふりかければ完成。
とっても簡単なのに、ちょっとひと手間かけたような仕上がりになるのでおもてなしにもおススメ。
耐熱のマグカップを使って小分けに作ってもおしゃれです。
繊細なガーリースイーツ♪リンゴのミルフィーユ風
見た目もエレガントなお姫様スイーツはいかがですか?
おしゃれなカフェやレストランで出てきそうなこんなリンゴスイーツも簡単に家庭で作れちゃうから驚きです。
リンゴのミルフィーユ風の作り方
〈材料〉4人分
・りんご 1コ
a.レモン(果汁) 1/4コ分 (約小さじ2)
a.水 120cc
a.砂糖 大さじ4
b.卵黄 2コ
b.砂糖 30g
b.小麦粉 10g
b.牛乳 140cc
b.生クリーム 60cc
〈作り方〉
1.りんごは芯をくり抜きスライサーで輪切りにしておきます。
混ぜ合わせたa.の材料に1時間ほど漬け込みます。
オーブンを120℃に予熱しておきます。
2.リンゴの水気を拭きとり、クッキングシートを敷いた天板に並べてオーブンで50分程焼きます。
カラカラに乾燥したら、りんごチップスの完成です。
3.鍋で牛乳を人肌程度にあたためます。
ボウルに牛乳以外のb.の材料を入れてよく混ぜます。
さらに牛乳を少しずつ加えて混ぜ、鍋に戻し入れるます。
4.3を混ぜ合わせながら焦がさないように弱火にかけます。とろみがついたら火からおろしてください。
5.4をバットなどに薄くのばし、ピッタリとラップをしたまま粗熱をとったら冷蔵庫で1時間程冷やします。
6.5をボウルにあけてかき混ぜ、生クリームを加えてなめらかに混ぜればカスタードクリームの完成。
りんごチップスとクリームを交互に重ねてお皿に盛ればミルフィーユの完成です♪
「カスタードクリームを作るのはちょっと面倒…」なんて場合は、市販のクリームで代用しちゃえばOK!
クリームの代わりにカスタードプリンを挟んでも美味しいですよ。
リンゴチップスだけでも美味しくいただけるので、多めに作って密封保存しておくのがおススメです。
ミルフィーユは時間を置いてしまうと、リンゴチップスがしんなりしてきてしまうので、サクサクを楽しみたいなら出来立てほやほやを楽しんでくださいね。
大人の楽しみ♪リンゴのコンポート
最後は、ちょっと大人の味なリンゴスイーツをご紹介。
まるで宝石の様な仕上がりのジューシーなリンゴのコンポートです。
見た目の美しさと、程よい甘味はアイスなどほかのスイーツの添え物としても大活躍。
いつものティータイムをちょっとリュクスなひと時に変えてくれそう。
リンゴのコンポートの作り方
〈材料〉
・りんご 2個
・レモン汁 20ml
・グラニュー糖 50g
・水 150ml
・赤ワイン 大さじ1・1/2
(※赤い色をつけたくない場合はカルバドス酒や白ワインに変えてください)
〈作り方〉
1.りんごは皮をむいてくし形切りにし、芯を取ってレモン汁をふります。
2.グラニュー糖と水を合わせて火にかけ、グラニュー糖が溶けたら1を加え、ときどき返しながらふたをして中火で煮ます。
3.リンゴがやわらかくなったら火から下ろし、赤ワインを加えて、冷やせば完成。
器に盛り、泡立てたホイップクリームやミントの葉で飾ればそのままで美味しくいただけます。
コンポートは冷凍保存や長期保存も可能なので、多めに作ってストックしておくのもおススメ。
アップルパイやパウンドケーキの材料としても便利ですよ。
いかがでしたか?
旬のリンゴ買いだめしたくなったのではないでしょうか?
リンゴと一口に言っても様々な品種がありますので、それぞれのリンゴの味を存分に楽しんでみてくださいね。