ベビーカーでのお出かけで注意すべき5つのポイント!

2,818 views

ベビーカーは便利。抱っこやおんぶよりも、赤ちゃんやお子さんが、周りの景色を見られたり、両手が自由になって、おもちゃで遊んだり、ときにはパンを片手に・・・ などなど楽しいこともいっぱい。パパやママも楽ちんですね。でも、ちょっと困ったのが、ベビーカーは安定性が悪く、危険もはらんでいる乗り物だということ。ちょっとの不注意が大怪我になったら、パパ・ママは、子供以上に泣かないといけなくなってしまいます。危険を予知して、赤ちゃんにとっても、お父さんお母さんにとっても、楽しいお出かけにしてくださいね。

ベルトは必ずしましょう

ベビーカーに乗せたとき、ちょっとズボラして、ベルトなしで乗せたことはありませんか?
A型でもB型(コンビ型)でも、ベルトをせずに、座らせるだけで乗せることはとても危険です。
子供の成長は本当に早くて、昨日できなかったことが今日できるようになったりすることも。とくに、足でよいしょと立ち上がりかけたら、頭から落ちて、おでこが怪我をしたりと、とっても危ないです。
子どもが嫌がってもベルトはきっちりと締めて。最近は3点ベルトも増えています。予期せぬぶつかりのときに、飛び出さないセーフティ構造の一つ。ベビーカーを選ぶときにも参考にしてくださいね。

真夏は避けましょう

真夏のベビーカーは避けましょう。とくに、昼前から夕方は危険です。
都会はコンクリートとアスファルトで固まっていて、照り返しの日差しがとても強い。ある調査によれば、気温30度でも、アスファルトの上、ちょうどお子さんのベビーカーの顔あたり(地上50センチから70センチ)は10度高い、40度だそうです。
もし気温が、最近よくある「猛暑日」の35度を超えていたら、45度! 砂漠よりも熱いくらいのところを、かわいいわが子は絶対にやめましょう。
ベビーカーの日よけも気持ちだけのもので、熱いのには変わりなし。ましてや全体を覆う「カバー」型は熱気を溜め込むので、いくら通気性が良いと書かれていてもやめましょう。
少し重くなっても、おんぶか抱っこでがんばってください。

エスカレーターは大事故のもと

 ショッピングモールやデパート、駅にはエレベーターやエスカレーター。エレベーターは面倒だし、探すのが大変だし … と、エスカレーターにベビーカーを乗せていませんか?
 段のところに車輪を載せて、ヨイショと持ち上げれば水平になった「気」になり、安心してしまいますね。上りでも下りでも1回使うと、自信がついて、ついついエレベータよりもエスカレーターになってしまいます。
でも・・・ 本当に危ない! もし、ママやパパが、めまいや立ちくらみを起こしたり、ふらついて手を離したら・・・ 考えるだけでも怖いですね。それに、パパママに責任がなくても、降りるときに立ち止まってしまう方が原因で将棋倒しも怖いですしね。
あと、エスカレーターを歩いたり、走ったりするのは良くないとは思いますが、ベビーカーが、あわてている他の利用者の進路をふさいでしまうのも事実です。思わぬトラブルにもなりかねません。
「急がば回れ」は、よくできたことわざです。逆にベビーカーだと周囲の人が親切にしてくれるエレベーターか階段を使いましょう。

ハンドルにぶら下がったら怒る

ベビーカーを押すハンドル。ついつい物を掛けていませんか?
ベビーカーは不安定な乗り物で、なおかつ無防備な赤ちゃんを乗せていると常に考えてあげてくださいね。
とくにハンドル部分は、S字フックで買い物袋をぶら下げたり、100円ショップではマジックテープで取り付けるフックを売っていたりと、便利に使いたいのですが、後ろに転倒してしまう危険があります。
もともとバランスが悪い乗り物です。子どもがぶら下がったりしたら、厳しくしかりましょう。
とりわけ、スーパーなどでは、赤ちゃんやお子さんを乗せて、かごも載せることができるカートを準備しているところもありますが、子供には絶対に押させないよう大きな声で注意。
そのためにも、ハンドル部分にものを引っ掛けるのはやめましょう。

ストッパーを確実に

ちょっとくらい、が大事故につながることがあります。
とくに最近のベビーカーは、キャスター・車輪のすべりも良くて、ちょっとの力で動きます。
逆に言えば、わずかな力で動いてしまう。スーパーで品定めの間に、子どもが手を伸ばして棚をつかんで動いたり。風が吹いただけで動き出すことも。目を放した隙に、知らないお子さんが押していたこともありました。
ストッパーをしていれば、まず動くことはありません。でもサンダルやブーツだったりすると、車輪についているストッパーの上げ下げ面倒ですね。足の爪のネイルもはげそうで・・・ なんて言っていられません。
ヒヤッ、ドキッ、が子育てには付きものですが、大きな事故につながることは、事前に予防しましょう。ストッパーはちょっとの手間ですよ。

こんな記事も読まれています