妊娠中に控えるべき飲み物とそれに代わる飲み物

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妊娠中の生活には制限がたくさん・・・

食べ物には注意を払いますが、飲み物はどうでしょうか

何気なく飲んでいたものが、意外と避けたほうがいいという事も。

そこで妊娠中の飲み物にスポットを当ててまとめてみました。



避けるべき飲み物~アルコール

妊娠中、絶対に飲むのを控えなくてはならないアルコール。
摂取することによって、お腹の赤ちゃんが胎児性アルコール症候群を引き起こす可能性があるからです。
ママがアルコールを摂取し続けることによって、影響を及ぼす先天性の疾患です。
赤ちゃんへの影響としては、知的障害・奇形・脳性小児麻痺・学習障害・てんかん・行動障害など、が考えられます。
またママの飲酒量にも関係があるといわれ、それにより重度・軽度の障害になっていきます。
これは飲酒により引き起こるものなので、飲酒をしなければ100%防ぐことのできる疾患です。
アルコール摂取は出産後の授乳時期までも続いていきます。赤ちゃんの健康のためにも妊娠がわかったときから、すぐに飲酒を控えるようにしましょう。
少しぐらいの飲酒だからといって、この疾患にならないとは言い切れません。
どうしてもアルコールを摂取したいときは、ノンアルコール飲料を飲みましょう。
最近では種類も豊富で、味もアルコールに近いものがたくさんあります。

避けるべき飲み物~コーヒー

コーヒーには大量のカフェインが含まれています。
ママがカフェインを摂取すると、お腹の赤ちゃんにカフェインが巡っていきます。
まだ内蔵の機能がしっかり発達していない赤ちゃんには、体の中でカフェインを分解し排出するという働きができません。
体の中に分解されなかったカフェインが蓄積されていき、不眠状態になったり落ち着きがなくなるといった影響が出てくることになります。
コーヒーを愛飲する方が多く、妊娠中に控えることがストレスになる方も多いですが、妊娠中にはたんぽぽコーヒーをおススメします。
たんぽぽコーヒーにはカフェインが含まれておらず、お腹の赤ちゃんにも影響はありません。
そればかりでなく、血流を良くする働きもあり、母乳の質を向上させ、母乳の出を良くしてくれる効果もあります。

避けるべき飲み物~緑茶

緑茶にもカフェインが多く含まれています。
カフェインの摂取により、ママと赤ちゃんをつなぐ胎盤の血流を減少させます。そのことで出生時に低体重や未熟児となってしまうリスクもあるようです。
そこで緑茶の代わりに、麦茶を飲みましょう。
麦茶はカフェインが含まれておらず、ミネラルが豊富に含まれているので、ママと赤ちゃんの健康に役立ちます。

避けるべき飲み物~紅茶

コーヒーほどではありませんが、紅茶にもカフェインが入っています。
その他にも、葉酸の働きを抑制するカテキンや鉄分の吸収を妨げるタンニンなども含まれているので、妊娠中は控えていたほうが良いでしょう。
紅茶を飲む代わりとして、ルイボスティーをおすすめします。
ルイボスティは最近女性に人気の飲み物で、抗酸化作用や腸内環境を整えてくれる嬉しい働きも。
もちろんカフェインは含まれていないので、妊娠中に安心して飲むことができます。

避けるべき飲み物~ハーブティー

ハーブティーは心をリラックスさせてくれるので、妊娠中にも良さそうですが、種類によっては飲むのを控えたほうが良いものもあります。
控えたほうがいいハーブティーは、ジャスミン・ローズマリー・シナモン・アロエなどです。
効果によっては子宮を収縮させるものや、赤ちゃんの発育に悪い影響を及ぼすものもあります。
飲んでもいいハーブティーは、カモミール・ペパーミント・ローズヒップなどです。
ハーブティーを飲むときは十分注意してから飲むようにしましょう。

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