絵本を上手に読み聞かせるための5つのコツ

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子どもが生まれたら、多くの方が経験することになる絵本の読み聞かせ。

でも、絵本の読み聞かせなんてやったことない!どうすればいいの!?と思われる方も多いですよね。

基本さえ押さえていれば、誰でも上手に絵本の読み聞かせができますよ。

コツを覚えて、楽しく読み聞かせをしてあげてくださいね。



大きな声で楽しそうに読む

まず大切なのが、大きな声ではっきりと読むことです。
照れながら読んでいたり、小さな声で恥ずかしそうに読んでいると、子どももつまらなく感じてしまいます。

また、楽しそうに読むことが大切です。
絵本が好きな子に育てるためには、絵本は楽しいものだと覚えさせる必要があります。
そのためには、まず親が楽しそうに絵本を読まなくてはいけません。

恥じらいは捨てて、楽しそうに大きな声で読むようにしましょう。

抑揚をつけて読む

平坦な口調での読み聞かせは、とってもつまらなそうに聞こえてしまいます。
抑揚をつけて、『ちょっとオーバーかな?』と思うくらいに読むのがちょうどいいのです。

『ごろごろ』『ざあざあ』などの擬音語は、特にオーバーに読んでください。
小さな子には、絵だけでは場面の状況が伝わりません。
感情を込めてオーバーに読むことで、どんな場面なのかが伝わりやすくなります。

知らない単語は絵を指差す

赤ちゃんや小さい子は、まだ知らない単語がたくさんあります。
絵本で知らない単語・知らないものに出会う場面は多いですよね。

子どもがまだ知らない単語が絵本に登場したら、その単語がどれを指しているのか、指で示すなどして教えてあげましょう。
その繰り返しで、子どもは新しい単語をどんどん吸収していきます。
さっと指差すだけでなく、子どもがちゃんと絵を見たことを確認してから次のページにすすんでください。

初めての絵本は予習をする

絵本の読み聞かせは、行き当たりばったりでは意外と難しいものです。

初めての絵本は、子どもに読み聞かせる前にまず一人でじっくり読んでみましょう。
話の流れを理解することで、『このページの後は少し間をとろう』とか『クライマックスはここだな』とか、どんな風に読んだらいいか想像できるようになります。
知らない話を、初めてで上手に読める人はいません。
たかが絵本と思わずに、必ず予習をしてください。

膝の上にのせて読む

絵本の読み聞かせをする時は、子どもを膝の上にのせて読んであげましょう。
親と体を密着させ、近くから読み聞かせの声が聞こえるというのはとても幸せな体験です。

それでは子どもの表情がよく見えない…と思われる方もいるかもしれません。
ですが、膝にのせているだけで、子どもが絵本に集中しているかどうかは意外とよく伝わってくるものです。

それに、絵本と親の顔を交互に見ることは、絵本の世界に集中することの妨げになってしまいます。
子どもを絵本に集中させるためにも、ぜひ膝の上で読んであげてくださいね。

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