産後1年間に起こった身体の症状&対処法まとめ

2,584 views

産後は、産褥期を含め、身体の症状や変化は人それぞれ違いはあるものの、

赤ちゃんを育てながら、ママの多くは、体力も精神力もギリギリな状態で頑張る時があります。

今回は筆者が、産褥期以外にも、出産後に起きた身体の症状や、変化、対処法をまとめます。



◆産褥期

妊娠・分娩での母体(身体や性器)の変化が、妊娠前の状態に完全に戻るまでの6~8週が産褥期。
もちろん、体型を含み、完全になんて、数年かかることもありますよね。

産褥期には、出産の為の悪露がありますが、これは大体、出産後1カ月検診の頃には、大分少なくなります。2ヶ月以内には出なくなるのですが、続く場合は、医師の診察が必要です。

筆者は、出産退院後、自宅で、ガタガタ震えるくらい寒くなった時が数回ありました。私の場合、数時間でおさまりその後なんともありませんでしたが、これが長く続く場合や38度以上の場合は、産褥熱、膀胱炎などの感染症の疑いもあるので、医師の診察を受けた方がいいと思います。

◆産後3ヶ月~4ヶ月の抜け毛

1人目の出産の後も、2人目の時も、出産後2~3ヶ月の時に、一時的に髪の毛が凄く抜けました。
これは、妊娠や出産でのホルモンの変化が影響しているようです。
髪を洗っていても、どんどん抜けて、毛束が少なくなってしまったので、とてもショックでした。
でも、美容師さんなどに聞いても、それはよくあることで、気にしなくても大丈夫、また生えてくると言われ、しばらくすると、本当に小さな毛がチクチクとたくさん生えてきました!
今では、元通りの毛の量になっています。

産後用の育毛剤などもあります。

◆妊娠線、正中線

私は、妊娠線は全く出来なかったのですが、正中線は妊娠してから出産後までくっきりと現れました。

妊娠線と正中線は全く違うもので、妊娠線は完全に消えることはほぼないのに対し、出産後、正中線は、徐々に消えて行きます。

妊娠線とは、妊娠した時に、皮膚が急速に引っ張られることで出来てしまう、亀裂のような線。
私は、予防のために、ヴェレダのマザーズボディーオイルを使用していました。
出産後のたるみ予防にも妊娠期からお腹やヒップ太ももにたっぷりと使っていた甲斐もあって、全く妊娠線は出来ませんでした。

しかし、正中線が妊娠期から現れ、凄くショックだったのを覚えています。
正中線は、おへその上下にくっきりと1本の茶色の線が現れるもの。
メラニン色素を蓄積しやすくなる為、目立つようになり、妊娠中は、シミやそばかすが増えたりもします。

正中線がくっきり現れると、男の子、なんていうジンクスがあるようですが、私の場合、2回の出産共くっきり現れ、男の子だったので、満更でもない?のでしょうか。

出産後、1年以上たった今、正中線は、ほとんど目立たなくなっているので、正中線に関しては、あまり気にしなくてよいようです。

◆腱鞘炎 けんしょうえん

筆者の場合、育児に慣れていなかった、1人目の出産後は、腱鞘炎になってしまいました。
これは、赤ちゃんを抱っこしたり、おっぱいをあげたりする時の持ち方に慣れていなかったため、手首に負担がかかってしまったのです。
それと、もう1つ、母乳を搾るときに、手動のポンプタイプの搾乳機を使用してしまい、それがとても手首に負担がかかりました。
2人目の時は、自動を使ったのですが、搾乳機は、なるべく使わない方が、おっぱいのためには良いかもしれません。

腱鞘炎になると、指がしびれて曲がらなくなったり、赤ちゃんを抱っこするのも大変になったりするので、サポーターをしたり、お医者さんで痛み止めの薬を出してもらうなどして、早目の処置をしないと、なかなか治りません。

◆おっぱいケア

出産後、数日の間には、ポタポタと滴り落ちる位、母乳が出てくるママも多いと思います。
赤ちゃんがたくさんおっぱいを吸えば吸うほど、カチカチになってきます。
特に、お餅やお米を食べると、石のように、カチカチになり、赤ちゃんに飲んでもらうか、マッサージしたりして出さないととにかく痛いんです。
おっぱいは、もちろん赤ちゃんに飲んでもらう事が1番大切なのですが、卒乳後にも、ママのおっぱいのハリを保ちたければ、オイルなどでマッサージしていると、皮膚のハリや垂れてしまう予防にもなります。

こんな記事も読まれています