お子さんの心のSOS・・・『いつもと違うと気づいた時』できること

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子どもたちを取り巻く環境は、年々多様化し、尚かつ複雑になっているようにも感じています。

日常にしても、ゲームやクラブ活動、習い事など大人並に忙しいようにも感じます。

そのような環境で暮らす子どもたちにも、年齢問わず、息苦しいと感じることもあるかと思うのです。

年齢が上がれば上がるほど、悩みも出てくると思うのです。子どもたちも、大人と同じように、悩みから抜け出せなくて、不安を生み、辛くて、苦しくて、どうしようもなくなってしまう事だってあるように思います。

身近な人に、素直に胸のうちを明かすことができればいいのですが、そう簡単に、誰かに相談することができない場合もあります。

もし、目の前にいる大切なお子さんが、悩みを一人で抱えていて、苦しみから抜け出せないでいたら・・・

『いつもと様子がどこか違う』と気づいた時、あなたはどうしますか?

できる事からはじめてみませんか?



お子さんのSOSから逃げないこと

すくすくと元気にと思っていても、そうでない時もあります。
特に、心に何かしらの傷を受けた場合、年齢問わず子どもなりに対応しようと頑張るような気がします。

言葉を発して対応することができれば、周りに居る大人も一緒に対処できると思うのですが、子どもは子どもなりに、まずは自分で何とかしようとすると思います。時にそれは、我慢だったりすると思うのです。

しかし、耐えるということが限界に達した場合、言葉を発する前に、子どもの心身にSOSのサインが現れるようなのです。本人がどれだけ、隠そうとしても…

そのサインに気づいた時、あなたにできることがあります。
それは、子どもよりも先に、子どもが抱えている問題から逃げないことが必要だと思います。

一番辛いのは、きっと悩み苦しんでいるお子さんなのですから…

お子さんのすべてと向き合い、受け入れる勇気を持つこと

大切なお子さんが、何かをたった一人で抱えている姿というのは、どの年齢になっても、見ていられないことと思います。

見ているご両親もだんだん辛くなってくることもあるかと思います。
何をどうしたらよいのか、わからなくなることだって出てくると思います。

そんな時、あなたにできることがあります。
それは、たった一人で胸の内を明かさず耐えてきた、お子さんのすべてを見る、ということが必要だと思います。つまり、向き合うということなのです。先入観を持たずに、ただただお子さんの表情や目の輝き、すべてを向き合う勇気を持って欲しいと思います。

そして、すべてを受け入れるということも必要だと思います。
お子さんがたったひとりで頑張ってきたことを許してほしいのです。
『なぜ、黙っていたのか?』ではなく、ただただ、『良く今日までひとりで頑張ったね』っていう想いを届けて欲しいなと思います。

ご両親が何かと詮索をするのではなく、先入観を持たずに、お子さんの発するSOSと向き合い、受け入れる勇気を持って欲しいなと思います。

お子さんにより一層の『信頼感』と『安心感』を届けること

辛いことを話し出そうとする時、あるいは、胸の内を明かそうとする時、というのは、年齢問わず、不安と恐怖が入り混じったような感覚に襲われるかと感じます。

とにかく、こんなこと話してもいいのかな?って子どもだって思うように見受けられます。

そんな時、あなたにできることがあります。
それは、『信頼感』をお子さんの心や意識に届けることが必要だと思います。威圧とかではなくて、ご両親の中で浮かぶ感情があると思うのですが、それらいっさいを静めて、『何でも話していいからね』『わたし達を信じて』っていう心を持って欲しいなと思うのです。

そして、その『信頼感』が大きな大きな『安心感』へとつながって行くように感じるのです。『大丈夫!!大丈夫!!』という心から伝わる感情は、今、やっと胸の内を明かそうとした、お子さんの心にも届くように思うのです。

お子さんが何よりも安心できる人というのは、ご両親が一番だと思うのです…

さりげない優しさと思いやりを持って接すること

子どもたちの心というのは、とても傷つきやすく繊細です。そして、洞察力に優れているとも思います。純粋な心があるからこそ、ありのままで受け止められるようにも感じます。

それゆえに、子どもの心というのは、大人が思う以上に柔らかいように思います。一度多少なりともダメージを受けたとしても、その後の環境や人とのかかわりによって、どんどん傷を修復し、新しい記憶に塗り替えることができるように思います。

そこで、あなたができることがあります。
それは、『また、何かあるのではないか』という先入観を持たないでほしいなと思います。ダメージを避けるのではなくて、『どんなことがあってもいい。また一緒に考えようね』っていうようなスタンスを持って欲しいなと思うのです。それも、さりげなく…

どうしても、見てるほうも痛いから、お子さんよりも先に、判断してしまうところがあるかと思うのです。どんなことがあろうとも大丈夫。という安心感があればこそ、お子さんを信じることもできるでしょうし、ご両親自身も乗り越える力が出てくるような気がします。

多くの言葉はいらなくて、ただただ、お子さんにとって、心の踏ん張りどころがでてくれば、対処の幅が広がって、きっと前よりも強い心で生活していけるように思います。

さりげなく、優しさと思いやりの心を持って、日々接していけたらいいなと思います。

話しやすい環境を整えること

子どもたちは、身近な大人のことを、良く見ているなぁと感じることがあります。それも、すごく敏感に察するというか感じるというか…びっくりするくらい良くみていると思います。

『今話したいけど無理っぽいな…』ということも察してしまう子どもたち。純粋だからこそ、考えてしまうこともあるかと思うのです。そして、また、吐き出されない感情が溜まっていくという、悪循環を生むことさえあるように感じています。

それゆえに、できることがあります。
それは、いつでも、どこでも、誰とでも、家族みんなが、安心してオープンに会話ができる環境にいるということが必要だと思うのです。

嫌な事だってあります。その反面楽しい事だってあるのです。その度に、家族でシェアできたらいいなと思うのです。

まだまだ、出来ることがあると思います。生きているひとりひとりが、心から幸せを感じられるように工夫していただけたらいいなと思います。

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