幼児の寝かし付けノウハウ。夜更かしがクセになっていませんか?

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みなさんのお家では、子どもは何時に寝ていますか?8時には、9時には寝かしたいと思っていても、なかなかうまくいかない事も多いと思います。興奮してまだまだ遊ぶ気マンマンだったり、もう寝るというところで夫が帰宅し寝かし付けの努力がおじゃんになったり。ちょっとした工夫で子どもが早く寝られる日が増えたので、実践できそうなものがあれば是非試してみてね。

子どもはなぜ早く寝ないといけないのか

 夜の22時から2時の間に成長ホルモンが多く分泌しており、その間に良質の睡眠をとることは骨や筋肉など身体の成長だけでなく、こころの成長にも大きく関わるとされています。また、元来、人の身体の中では太陽の動きにともなって体内時計が働いており、太陽が沈んでいる間に寝て、日の出とともに起きることで身体の恒常性が維持される、つまりは健康的な生活が送れるということになります。そこで、特に成長発達に重要なじきである、幼児・学童期に適切な睡眠を確保しておくことは非常に大切なこととされています。
 このように早く寝ることの大切さはわかっても、それを子どもが自ら理解して実行してくれるわけではありません・・・もちろん・・・。だから、子どもの健やかな成長を誰よりも願うママとしては、あらゆる手を使って子どもを早く寝かせようとするのですが・・・。

音や光の刺激を減らそう

 テレビやゲーム、パソコン等の音や光による刺激は脳を興奮させるため、就寝予定の2時間前にはやめた方が良いでしょう。お風呂にゆっくり入った後は、水分補給をして、できるだけ静かな遊びをして寝るまでの時間を過ごしましょう。我が家でよくするのは塗り絵とか、お絵かき、平仮名の練習、トランプ、オセロ等。トランプのババ抜きや七並べとか勝負になると、ついつい興奮して、もう1回、もう1回となってしまうから、何回するかきちんと約束して始めるのも大事ですね。

絵本はページの送りが少ないものを

 絵本を読んでいて思うのは、仕掛けがあったり、派手な絵で文字が少ないものよりも、昔ながらの絵本の方が比較的寝つきが良いように思います。例えば、一寸法師とか親指姫とか、昔ながらの素朴な絵で描かれているもので、文章がびっちり書いてあるものだとページのめくりも少なく、穏やかに寝入ってくれます。後は、声の調子をゆっくりにして、子どもの顔に照明が当たらないようにある程度ライトダウンするのも効果的。

裏ワザ!?先に寝てしまえ

 何をやっても寝てくれない、という時にたまたまママが先に寝てしまったことがありました。その30分後くらいに帰宅したパパの証言によると、子どももママの横でぐっすり眠っていたとのこと。これは使えるとばかりに、子どもの横で寝たふりを決め込むと、何かあきらめた様子で寝ている模様。寝つきの良いママは、寝たふり中に8割は寝てしまうから、効果を確かめられないこともあるけれど、早く寝かせないといけない!というストレスも若干軽くなったかな。

たまには夜更かしも楽しい

 子どもの成長促進や生活リズムを整えるためには、きちんと早い時間に寝た方が良いのだけど、休みの前の日ぐらいいいかなと夜の11時、12時までトランプや人生ゲームをして遊んでいることもあります。もちろん、次の日は早朝から予定が入っていないこと前提で。たまにはママも子どもも息抜きしないと、寝ることや布団に入ることが苦痛になったり、そのことがストレスで余計に寝つきが悪くなったりするので、それは本末転倒。たまには、自分も子どもも甘やかしていいと思いませんか。

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