自己肯定感を育むために乳幼児期にしておきたいこと5選

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子育てで最も大切なのが“自己肯定感”をはぐくむこと。

「自分は価値のある存在だ」

「自分は大切な存在だ」

という気持ちを持つことは

子どもが成長していくうえでとても大切。

“自己肯定感”をはぐくむのに大切な乳幼児期。

乳幼児期に親がしておきたいことは?



スキンシップ

自己肯定感を育てるために一番大切なのは
「自分は大事にされている」
と感じることができるかどうかです。

子どもが大事にされていると感じるのは
親に抱っこしてもらったり
抱きしめられたりした時です。

「抱っこしすぎると抱きぐせがつく」と言われた時代もあり
抱きぐせがついてしまうかもと気になって
子どもの要求通り抱っこすることに
抵抗を感じてしまうママもいるかもしれません。

しかし、
今は抱きぐせをつけてはいけない
というのは間違いだと言われています。

抱きぐせがつくことよりも
自分は大切にされていないと感じることの方が問題。

子どもは親に抱っこされることに幸せを感じます。
親とのスキンシップが嬉しく、気持ちのいいものです。
そして、
同時に大事にされていると感じ
自己肯定感が育ちます。

日常の世話をしっかりする

乳児期は親に絶対的依存をしている時期です。
おっぱいを与えたり、
おむつを替えたりと日常的な世話をしっかりすることが大事です。

この時期は
日常的な世話をしっかりしてもらうことで
周りに対する信頼感がはぐくまれます。

そして
乳児期が過ぎる1歳半を超えると
自我が育ってきてます。
しかしまだ言葉でしっかり表現できないので
子どもにとっても
親にとってもイライラがつのる時期でもあります。

そんな時期でも
子どもの自我を尊重しつつ
日常生活の世話を親がしっかりしてくれることで
子どもは助けを求めれば助けを得られると親への信頼感をはぐくみ
子どもの自己肯定感が育ちます。

気持ちを言葉にする

1歳半を過ぎ自我が出はじめ
自分の感情や気持ちをうまく表現できず
乱暴な行動に出る子どももいます。

親もイライラしてしまうこともありますが
うまく表現できない気持ちを
親が言葉にし、声をかけることが
子どものイライラも
親のイライラも改善する早道です。

そして、
言葉にしてもらうことで
子どもは自分の気持ちや感情を理解し
学ぶ機会でもあります。

それと
同時に分かってもらえるという安心感がはぐくまれ
自己肯定感が育っていきます。

話を聞く

子どもの話を聞くこともとても大切なこと。
きちんと向き合って話を聞いてくれることで
子どもは「自分は大切にされている」と感じることができます。

子どもの話を聞くときは
子どもに目線を合わせ
「うん、うん」と聞き
子どもが満足するまで聞いてあげることが大切です。

忙しいから、
子どもの話を向き合って時間がない。
なんて子どもの話を聞くことをおろそかにすると
段々子どもは親に話をしなくなり、
自分が大事にされていないと思うようになってしまうことがあります。

「ありがとう」を伝える

「ありがとう」という言葉はとても有効な言葉です。
感謝の気持ちを伝えると共に
存在価値を高める言葉でもあります。

些細なことでも
「ありがとう。助かったよ」
と言葉にすることで
子どもは嬉しい気持ちになり
自分でも人の役にたてる。
自分でも必要とされる。という
自己肯定感が育ちます。

自己肯定感は
これから成長し自立するための土台になります。
自分が大切にされていると感じることができてはじめて
人を大切にできる人になります。

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