どうして!? なかなか理解してもらえない食べ悪阻

3,564 views

映画やドラマで良く、食事しようとした女性が急に吐き気を催して「まさか、妊娠…?」なんていうシーンを見かけますよね。

妊娠・出産に必ずついてまわる「つわり」。

でもコレって、人によって全然違う!

今回は、なかなか周囲に理解されない「食べづわり」について、少しご紹介します。



「つわり」=「気持ち悪くて食べれない状態」のことなんじゃないの??

私自身も、自分が妊娠するまではそういうものだと思い込んでいました…。
けれど、実際はなんと真逆!

「食べれない」どころか、「食べていないと気持ち悪い!」のです。

とにかく何かを食べていないと気持ち悪い。
食べていれば平気なんです。けど、食べ終わった瞬間からなんとなーく吐き気が…。
だからまた食べ物に手を伸ばす。これの繰り返しでした。

「なんかすごく食べれる…むしろずっと食べていたい…!」

なんて思いましたし、主人には、

「お前、つわりとか無いんだな。案外ラクなんだな、妊娠って」

なんて言われる始末。
いや、充分吐き気はあるんですけど…と思いつつも、自分の食い意地が恥ずかしくてロクに反論もできず。
まさかこの症状も、「つわり」だなんて思ってなかったんです。

「食べづわり」って何??

いやぁ、私は「つわり」の無い体質なんだなー。
なんて思っていたら、産婦人科の先生がピシャリと一言。

「あー、それ、ただの『食べづわり』だよ」

た、食べづわり!? 何それ?!

どうやら、私の食い意地のせいだと思っていた症状、立派な「つわり」なんです。

・何かを口にいれていないと気持ち悪い
・空腹を非常に強く感じる

というのが主な症状です。

自分はつわりが無いから、今まで通り家事を頑張らなきゃ!って思っていたんですが、ちゃんと「つわりです」って認めてもらえたので旦那様に色々頼りやすくなりました。

けど、お医者様が「つわり」と言ってくれても、なかなか知識経験のない男性陣には理解されない現状が待っていたのでした…。

「気持ち悪い」を理解してもらえない

「お前、そんなに食べて、太るぞ?」
なんて言われても、だって食べてないと吐き気がするんです。
けれどそれを言っても、

「食べすぎだから気持ち悪くなるんでしょ?」
で終わり。
「違う!こういうつわりなの!!」
って何度も何度も言うんですけど、まぁ見た目にはただひたすら食べてるだけの人ですからね。旦那様の気持ちも分からなくもない。

そんなわけで、結局つらいのは理解してもらえず。元気じゃん、食べれてるじゃんって言われてしまえば、家事も頼みにくい。

「食事できない系のつわりの人よりはマシか…」

と自分を言い聞かせて、吐き気と闘いながら必死に家事をやるしかありませんでした。
(あんまり体重が増えすぎると難産になるので、ずーっと食べてるわけにもいきませんしね…。体重管理が大変なのも、食べ悪阻の嫌なところです。)

わかって欲しい!このつらさ!

同じ産婦人科に通う妊婦さん仲間に話してみても、「わたしは全然ご飯食べれなくて…」
なんて言われてしまえば、
「やっぱり私はラクな方」
と思うしかなくなってしまう。

けれど、分かって欲しいんです、せめて旦那様には!

だってあなたの子供を身ごもってるんですよ。
少しくらい、いたわってくれたって罰は当たらないよ!

というわけで、なかなか「食べ悪阻」を信じない旦那様に検診についてきてもらって、無理やり先生に説明して頂きました。

男って単純…というか、私がいくら言っても「へ~」くらいで流されていたのに、お医者様が言うと「本当につらいんだね」って。
最初からこうすればよかった…。

「食べ悪阻」の苦しみ、理解されない苦しみ、そんな二重苦に悩む前に、是非みなさんも「お医者様 という権力」を利用してみましょう!

旦那様を味方につけて

家事などへの協力を経て、無事に出産を迎え…。

…かわいい、とにかくかわいい!!
赤ちゃんって、なんでこんなに可愛いんでしょう。

そしてお互いの両親や友達にお披露目した時、必ずといっていいほど言われます。

「つわり、大したことなくって良かったね~」
「もう一人くらいどんどん作っちゃいなよ~」

全員に「食べ悪阻」を理解してもらうのはもう、大変なので諦め…笑
でも、旦那様さえ味方につけておけば、

「そうでもないよ、つらそうだったし」

って言ってもらえる。それだけでも充分ですよね。
赤ちゃんに会うために、必死に吐き気と闘って、それを理解して支えてくれる人がたった一人でもいてくれる。充分すぎます。

皆が持ってる「つわり」のイメージと違うっていうだけで、なかなか理解されない「食べづわり」。
周りになんと言われようと、負い目を感じる必要はありません。つらいんだって、SOSを出していいんです。

一人でも多くの妊婦さんが、心穏やかにマタニティライフを過ごせますように…!

こんな記事も読まれています