うちの子がいじめられてる?子供のSOS、見逃さないで。

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子供の様子が最近おかしい。
やけに明るかったり、暗かったり…。身体には痣や傷が。もしかしたらいじめられてるのかも?!でも本人は何も言わない…
当たり前です。子供はいじめられていることを恥じて、親に言えない場合が多いのです。
大人たちが子供を守ってあげなくてはいけません。
でも本当にいじめられてるのかどうか、どうやって判断すればいい?



朝、学校に行きたがらない。

朝になるとなかなか起きてこなかったり、「お腹が痛い」と言い出したり、準備にやたら時間がかかって出るのがギリギリになったり…
これは、学校に行きたくないというサインです。
もし子供がいじめに遭っている場合、学校は危険な場所です。
無理に行かせる必要はありませんので、休ませて様子を見ましょう。

持ち物をよく失くしてくる。

学校で使うものを最近よく失くしてくる。もしくは壊れたものを持ち帰ってくる。
本人は「自分で失くした」と言っていても、もしかしたら誰かに捨てられたり隠されてしまったのかもしれません。
隠されるものの代表例は上履きです。めったに家に持ち帰らないので、親が気付けない可能性もあります。知らない間に子供はずっとスリッパで過ごしていたなんてことも。

決して子供を問い詰めないこと。

子供がいじめられているかも、と感じても「いじめられてるの?」と言ったり、「どうして言わなかったの!」などと問い詰めないようにしましょう。
まずは子供を安全な場所に置いてあげること。
家は家族にとって安心できる場所でなければいけません。決して子供を否定したり非難する言葉をかけず、温かく見守りましょう。
子供が心を開くまで待つのです。もし子供からいじめを打ち明けてきた場合は、否定や批判をしたりせず、耳を傾けてあげましょう。

担任の先生に様子を聞く。

もし子供がいじめに遭っているのならば、担任の先生は何か感じているものがあるはずです。
担任の先生に学校での様子を聞いてみましょう。
そこでもしいじめの事実が分かっても、あまり大事にしないほうが子供にとってはいいかも。
その後復学する際に、子供が気まずい思いをするかもしれないからです。
先生にも他の子供たちに分からないよう、慎重に対応してほしいとお願いしましょう。

子供にとって最良の道を探す。

子供の状態によっては、保健室登校や転校なども視野に入れてみて下さい。
子供の気持ちを考えず、無理に元の教室に戻すのは危険です。
今は小学生もいじめを苦に自殺をする時代です。子供は人生経験が少なく、死ぬことに対する現実感が薄いので、自殺を大人よりも実行しやすい傾向にあると考えられます。
今後子供自身がどうしていきたいのか、元の教室には戻りたくないのか、それとも戻ってやり直したいのか、保健室登校がいいのか、子供の希望をしっかり聞き取りましょう。
また、第三者の助けを借りるのもこの場合大いに賛成です。担任の先生や学校側の対応に納得がいかない場合、教育委員会やカウンセラーなどに相談するのもいいでしょう。
いじめ撃退法(パパママ編)

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