3歳を過ぎたら、子供自転車が練習できるタイミング。
年々、子供自転車の練習は早期化していて、幼稚園や保育園前から補助輪なしの練習ができるようになるといいます。ストライダーなど乗っていた子供は、小さいころから自転車に乗れるもの。
でも、気になるのが「自分の子供に買ってあげる自転車は何インチ?」ということや、「小学生にもなって自転車に乗れないんだけど……」という悩みです。
悩んでいる人も、これを読めば大丈夫。実は、身長によってふさわしいインチがある、小学生に入ってからでも自転車練習はOKなのをご存じでしょうか。正しい練習方法や合わせて買いたいアイテムもまとめてみました!
子供用自転車の選び方
子供自転車の選び方は、身長に合わせて購入します。以下にぴったりサイズを書いておきます。
3歳 90cm~100cm ……14インチ
4~5歳 95cm~110cm ……16インチ
6歳 105cm~115cm ……18インチ
7歳以上 114cm~137cm ……20インチ
7歳以上 126cm~145cm ……22センチ
20インチ以下の自転車は「小径車(ミニ・ベッロ)」とも呼ばれていて、大人用の自転車も販売されています。どんどん自転車練習は早期化していて、3歳や4歳から練習させているママやパパもいますが、18インチや20インチ、22インチの方がたくさんの種類から選べるので、実はおすすめなんです。
小学生になってから購入するのであれば、大きくなってからも乗れる20インチ、22インチ。20インチ以上だと海外メーカーのMTB(マウンテンバイク)も買えます。
「大は小を兼ねる」とあまりに大きな自転車を買うのはやめてください。子供の身体に合わず、足が届かない自転車はN.G.。
・お尻がサドルにつく高さ
・座って地面に足がつく
・手がハンドルに届く
この3点を守ることを、自転車選びの時に気をつけましょう。
子供自転車の練習方法①:補助輪を外してバランスとり
難しいのが、ある程度大きくなってから子供自転車を練習する方法です。
子供自転車の練習方法
1.補助輪を外す
2.足で地面をける
3.5秒ほどバランスを保てたら合格!
慣れたら足を自転車のフレーム部分に乗せるな
子供自転車の練習方法②:坂道をつかって「こぐ」練習
STEP①でバランスがとれると感じたら、次は「こぐ」ようにします。
子供自転車の練習方法
1.自転車に乗る
2.バランスを保てたら、ペダルに足をかける
3.自力でこぐ練習!
ペダルが重くてこぎにくい場合もあるので、「アシストバー」を使って後ろから押してあげる、軽い下り坂の坂道で練習するなどします。
ここまでできたら、あとは公道に行く準備です。ブレーキの練習、ハンドルさばきを教えておきます。ブレーキ、ハンドルさばきを学ぶために使えるのが「交通公園」。自転車の無料貸し出しも行っているので、小さいうちから自転車練習をさせたい時にはぴったりの場所。最近では、公園で自転車練習ができないこともあるので「どこで練習ができるか」を知っておくのも大切です。
子供自転車が乗れるようになるのは大体年長〜小学校低学年ぐらい
子供自転車が乗れるのは、女の子よりも男の子の方が早いと言われています。
物怖じしない男子だと、自転車に乗り始めるのも早いです。
子供が自転車に乗れなくてもプレッシャーをかけずに見守る、苦手意識を感じたらいけないので長期的に考える、練習開始は周囲に影響されずに遅くてもOKと考えることが大切。子供が興味を持ち、「自分の自転車に乗りたい」と感じた時がはじめどきです。
自転車練習が成功するコツは何?
自転車練習をする時、成功するコツがいくつかあります。自転車練習がうまくいかないと悩んでいるのなら、試してみる価値ありです。
一緒に親子でサイクリング
こぐ力がまだない子供は自転車練習をしていても、前に進まないことがあります。アシストバーを使う、親が後ろから押すなど補助はできますが、補助輪をつけた自転車でサイクリングをするのが「こぐ」力を養う方法。ウォーキングなど歩く習慣をつけて脚力を強化するのもおすすめです。
とにかく褒める
子供が自転車に乗れないことで叱ったりすると、やる気をなくしてしまいます。少しでもできたら褒めることがコツ。
自転車関連のヘルメットやサポーターを買う
「形から入る」子供ならこれ。
子供用自転車でもかっこいいヘルメットやサポーターが売っています。中には電車のカラーリングをしたヘルメットがあったりも。
自転車もマウンテンバイクのような大人顔負けの商品があるので、アイテムを揃えてやる気になってもらうこともできます。
あまり急ぎすぎて、自転車に乗る前に挫折してしまったら意味がありません。楽しく自転車練習することが大切!小学生に入ってから自転車練習でも十分ですよ。