ばらの花には意味がある!?本数、色、贈る相手によって気を使って

2,333 views

クリスマスや誕生日、カップルで男性から女性にばらの花束を贈りたいと考えている人もいるはずです。ただ、「とげがあるから避けるべき?」とか「花言葉は何?」「本数によっても違いがあるの?」なんて考えだしてしまうと難しく感じる人もいるでしょう。

ばらの花を贈りたい時に気をつけるべきこととは、どういったことがあるのでしょうか。

ばらの名前の由来は?フラワープロポーズにも

薔薇(ばら)とは とげのある低木、「茨(いばら)」が語源。このいばらの言葉から省略されて「い」が取れて「ばら」になったと言われています。

ばらの花を贈りものにしたい時は、花屋さんに行くことが普通です。高級感もあるばらの花で、気になるのは「棘(とげ)」の部分。ばらにはとげがあるので、うっかり触ってしまうと傷ついたりします。とげをすべて取りたいところですが、全てとってしまうと新鮮な状態がすぐに失われてしまいます。花屋さんで花束を注文すると、手で持つ下部分のとげは処理して、花に近い上の部分は処理しないことも多いです。リクエストに応じてとげの先端を処理してくれるなどもあるようなので、気になる人は言ってみましょう。

ばらは英語だとrose(ローズ)。
アロマオイルでも女性ホルモンの分泌を安定させるはたらきがあると言われ、香り高さでも有名です。

最近では、花束を女性に贈りプロポーズする「フラワープロポーズ」が流行しつつあり、その時にもばらは選ばれることが多いです。しかし、花言葉が難しく、本数や色によっても違います。花をあまり知らない男性がなんとなくでばらを選んでしまうと違う意味を持ってしまうことも……。花言葉などをここで再確認して知っておき、フラワープロポーズや記念日に備えることが重要です。

1本2本……本数によってばらは意味合いが違う

実はばらの花は、本数によって花言葉が違います。 

(ばらの本数によっての意味の違い)
1本:ひとめぼれ
2本:この世界は2人のもの
3本:愛している、告白したい
4本:死ぬまで気持ちの変化はない
5本:あなたに会えてよかった
6本:あなたに夢中です
7本:ひそやかに愛しています
8本:あなたの思いやりに感謝
9本:いつもあなたを考えています
10本:あなたはすべてが完璧
……
50本:ずっと変わらない
99本:永遠の愛を誓います
100本:100%の愛情
101本:これ以上ないほど好きです
365本:毎日愛しています
999本 生まれ変わっても愛しています。

本数も何気なく選んでいても、花言葉があるので注意しないといけません。

ばらの色によっても意味が違う!知っていましたか?

本数だけではなくて、色でもばらの花言葉があります。 

赤:あなたを愛しています。情熱的な愛情 
白:純潔な愛、清純な人 
ピンク色:上品、かわいい人、少女 
青色:夢がかなう、奇跡 
黄色:友情、愛の告白 
オレンジ色:無邪気な愛、信頼 
緑色:希望 
紫色:気品のある人 
黒:死ぬまであなたは私のもの、滅びない愛、永遠の愛 
虹色(いろいろな色):無限の可能性 

N.G.例もあった……!気をつけなくてはいけないことは?

そして、ばらの状態でも意味が違ってきます。 

満開の状態:人妻 
白い枯れた花:生涯愛する 
とげがない:友情、誠意を見せる 

ばらの花、満開の方がいいような気がしますが、人妻を意味するので結婚をしていない女性に贈ると相手からクレームが来てしまう事もあるかもしれません。
また、組み合わせによってネガティブな要素になってしまうこともあります。

赤い色に白いバラ:打ち解けた友情 
黄色に赤いバラ:あなたは不誠実でも好き 
ばらのつぼみ3本+花が開いた1本:永遠に秘密のこと 
つぼみ1本+花が開いた2本:当分の間は秘密に

つぼみと花の組み合わせは、「秘密がある関係」の時。
知らないうちに贈ってしまうこともあるので注意しておきましょう!

また、赤い色に白いまだらは、戦争、争いを意味します。黒赤茶色は死ぬまで憎むの意味。
本数では15本は「ごめんなさい」の意味を表すので、お互い好きな相手に贈る時は注意しなくてはいけません。

例えば、白いまだら模様のばらが珍しくて贈ったらフラれてしまう可能性もあるわけです。知らなかったじゃすまされない事実もあるので、気をつけたいです。

ばらを贈るのなら、こんな贈り方が素敵!

恋人やプロポーズ時に贈るほか、ひごろの感謝を込めて母親に贈ったりするのもおすすめです。

恋人に贈るなら→赤い色のバラを贈るのがおすすめ。100本、101本贈られたら素敵! 
友人なら→ピンクや白、黄色の色を贈るといいかもしれません。ただ、本数も15本だと、相手が好意を持っている時には傷つけてしまうかもしれないので注意……。
母親には→紫の色など珍しいばらの色を贈ってみては?赤い色だと恋愛関係ですが、お花好きな人には珍しい種類がきっと喜ばれるはず。

花を贈られる女性はうれしいものです。花言葉をしっかり学ぶことで、女性心をふまえた贈り方ができます。

最近では、プロポーズや誕生日、クリスマス、結婚記念日といった日にばらの花をプレゼントする男性も増えています。生花だと月日が経過するとしおれてしまいますが、プリザーブドフラワー にして永遠に楽しめる方法もあります。

こんな記事も読まれています