粉薬を嫌がる赤ちゃんへの粉薬のあげかた☆

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粉薬って苦手な人は大人でも結構いますよね。筆者のわたしも恥ずかしながらその1人。小さいときに粉薬を飲んで嫌な経験をしているので大人になってからもオブラートを使ったりしても飲めません。

わたしのように小さい頃に嫌な経験を一度してしまうと、大人になっても苦手になってしまいます。病院行くと毎回粉薬が苦手なので錠剤でお願いしますと言っていますがとっても恥ずかしいです。みなさんのお子さんが大人になってわたしのように病院で恥ずかしい思いをしない為にも粉薬を嫌がらないように赤ちゃんへの粉薬のあげかたを色々とまとめてみました。

赤ちゃんが粉薬を嫌がって試行錯誤中のママには必見です!

粉薬の飲ませかた

ゼリー・・・子供の大好きなゼリーと一緒に粉薬を食べさせる。ゼリーは薬の内服用のゼリーが市販で売られているほど飲ませやすいものなのでおすすめですが、飲ます薬の種類によってはゼリーの味が変わってしまうので敏感な子は食べなくなってしまうこともあるので薬入りのゼリーとゼリーのみを交互にあげると良いですよ。

ヨーグルト・・乳製品にアレルギーがないと分かっている年齢であればヨーグルトやアイスクリームなどに混ぜてあげるのもおすすめです。ヨーグルトやアイスクリームに少量ずつよく混ぜてあげることがポイントです!しっかり混ざってなくて粉薬が舌についてしまうと嫌がる可能性もあります。

練り薬・・粉薬に少量の水をたらし耳たぶ程の柔らかさにして頬の内側や上顎付近に塗りぬるめの白湯やお茶などを飲ます方法もあります。赤ちゃんの口の中に指を入れるので爪は短く手もきれいにしてから行いましょう。

薬を飲ますときの体勢

薬を飲ますときには利き手とは反対側の手で赤ちゃんを抱き、利き手でお薬をあげます。ヨーグルトやゼリーなどの子供の好きな食べ物に混ぜてあげる場合には嫌がって暴れたりすることもあまり無いと思いますが練り薬などは塗る場所が少しずれると薬の味がしてしまうこともあるので、赤ちゃんが動かないように太ももで赤ちゃんの足を挟んでしまうとあげやすくなります。

このときの注意点は、あまりにも泣いて嫌がるようだったら少し時間をおくことも大切です。ここで無理矢理することによって薬を飲むこと自体が嫌なことになってしまうので太ももで赤ちゃんの足を挟むときもあまり力を入れずに軽く挟むようにしましょう。

薬と混ぜない方が良いもの

薬の種類によっては薬と混ぜない方が良いものもあります。

牛乳・・一部の抗生物質と相性が悪く牛乳と一緒に飲むと効果が薄れてしまう薬があります。抗生物質を処方されたら牛乳で飲ませても大丈夫なものか聞いてみましょう。

粉ミルク・・粉ミルクを使用している赤ちゃんに粉ミルクで薬をあげてしまって苦い薬の味がした場合粉ミルクを嫌がって飲まなくなってしまう可能性もある為に粉ミルクで薬を飲ますのはやめておきましょう。

ハチミツ・・ハチミツが入っている食べ物や飲み物に薬を混ぜるのもNGです。赤ちゃんが1歳未満の場合ポツリヌス症につながる菌がハチミツには含まれていることがある。

主食にしているもの・・離乳食中の赤ちゃんなどにおかゆやうどんなど主食になるような食べ物に混ぜるのもその食べ物自体を嫌いになってしまう恐れがある為に避けましょう。

吐いてしまったら?

お薬をあげたら吐き戻してしまい、すぐにあげたら良いのか?すごく悩みませんか?

お薬は体内に入って吸収されないと効果がありません。吐き戻してしまった場合はもう一度あげる必要があるのですがすぐにあげてもまた吐き戻してしまうので少し時間をあけると良いです。
また食後に服用する薬の場合で吐いてしまう心配のある場合には食事は控えて内服を先に。

吐き戻してしまったあとは、さっぱりするような赤ちゃんの好きなデザート類や飲み物をあげてちょっとご機嫌をとりましょう。吐いてしまうのもとっても苦しいですよね。それがトラウマになって薬を飲むことやそのときに薬を飲ます為に使った食材まで嫌いになってしまう為赤ちゃんが好きそうなものをご褒美として用意しておくのも良いかもしれないですね。

どうしても飲まない

色々な方法を試してみてもどうしても赤ちゃんが嫌がってお薬を飲んでくれないなんて場合もあります。やはり苦い思いをしてしまったり、吐き戻すなどの嫌な経験があると何をしてもだめな赤ちゃんもいるそうなんです。

お薬が飲めないととっても困りますよね。そんな場合には薬剤師さんや担当医に相談してみてください。赤ちゃんに粉薬を上手に飲ませることの出来る方法など教えてもらえると思います。
最悪は粉薬ではなくシロップに変えてくれたりもすると思います。

あまりにも赤ちゃんが嫌がると薬をあげる側も薬をあげること自体がつらくなってきてしまいますよね。どの子にも必ずその子に合った方法はあるはずなので根気よく無理強いせずに色々試してみてくださいね。

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