妊婦の12人~13人に1人は経験すると言われている流産。特に、妊娠初期段階で流産を経験してしまう確率は高いです。初期流産は、基本的に胎児側に問題がある事が多いと言われていて、妊婦には問題はないと言われてはいますが、「妊娠」を喜びもつかの間、「流産」という現実を受け入れるのは、頭では理解していてもとても辛く悲しい事です。しかし、悲しんでいるだけでは、何も始まりませんよね。新たな一歩を踏み出す為にも、ここでは「流産」という悲しい経験を乗り越える為の5つの方法をご紹介したいと思います。もし、あなたが今深い悲しみの底にいるのであれば、どれかできる事からチェレンジしてみてはいかがでしょうか?
1.とことん悲しむ
悲しみを乗り越えるには、まずはその辛さや悲しみを正面から受け止める必要があります。
気が済むまで、とことん悲しんで良いんです。
そんな時、一人でいるとどうしても自分を責めてしまうものです。なるべく1人でいないで、パートナーや両親、友人等誰でも良いので、一緒に悲しんだりあなたの話を聞いてそっと傍に寄りそってくれる人と一緒にいると良いでしょう。
案外、周りには流産経験者がたくさんいるものです。やはり、経験者が一番その辛い気持ちを理解する事ができます。ご両親や友人に流産経験の持ち主がいるのであれば、そのような人と話をするのも良いかもしれません。
2.仕事に専念する
もし、あなたが働いている女性なら、流産を1つのきっかけに、一度「赤ちゃん」の事は置いておいて、仕事に没頭するのも良いかもしれません。
深い悲しみの中にいると、どうしても無気力になってしまいますが、時間や暇があると考えるなと言われてもお腹にいた赤ちゃんの事、流産の事を考えてしまうものです。
そのような事を考える余裕がなくなる位、仕事に専念しているうちに、時間があなたの悲しみを和らげてくれるかもしれませんね。
3.旅行や趣味を楽しむ
妊活の為、好きなお酒やカフェインを我慢していたなんて方もいるでしょう。
悲しい現実ではありますが、今のあなたは妊婦ではありません。気持ちを切り替える為にも、今は好きなお酒やコーヒー・紅茶を楽しめるんだと思ってみませんか?
また、夫婦や友人と気分転換に旅行に行くのも良いでしょう。
美しい景色や新しい場所に行く事で、あなたの心にも新しい風が入って気持ちの持ち方が変わるきっかけになるかもしれませんね。
4.新しい事に挑戦する
人は辛い経験を乗り越える事でひと回りもふた回りも大きく・強く成長すると言います。
あなたも、今回の悲しい流産という経験を乗り越えてより強い女性に生まれ変わるという気持ちで、何か新しい事に挑戦してみてはいかがでしょうか?
スポーツに挑戦したり、これまで気になっていた習い事を始めてみたり、資格を取得してみたり・・・。挑戦の後には、きっとあなたはより強く輝く女性になっているハズですよ。
5.供養をする
妊娠初期で流れてしまった場合や、心拍が確認されず、繋留流産として手術を受けた方は、実際にその姿を見る事はできず、愛すべき赤ちゃんが亡くなってしまったと言っても、その命をどのように受け止めて良いか分からないという方も多いと思います。
それでも、夫婦にとっては確かに自分達の元にやってきた愛すべき1人の子どもだったわけです。
1つの区切りとして、姿を見ずに天国へ旅立っていった我が子を水子として供養してあげてはいかがでしょうか?
一度はあなた達夫婦の元にやってきてくれた我が子に「ありがとう」の気持ちを込めて供養する事で、あなたやパートナーの気持ちも変わるかもしれません。