結婚を決めたら新居に移る。もちろん新築でも中古でも、賃貸でも分譲でも、戸建てでもマンションでも、いずれも転居という夫婦最初の仕事がありますね。引っ越しです。でも引っ越し前に、少しでもすみやすい部屋にしたい。賃貸なら原状回復の義務がありますから、あまり無茶なことはできませんが、壁紙を変えたり、棚を作ったり。さらには大型家具をDIYで加工して使いやすくしたり。木くずやほこりが舞いますから、入居後は難しいこともあります。キッチン周り、リビングやトイレ、そして子供部屋などを、引っ越し前にリフォームするポイントを取り上げてみました。
リビング ~ 床材の張り替え
本の1年2年住むだけならまだしも、小さなお子さんがいたり、お腹に赤ちゃんがいたりすると、そんなに頻繁に引っ越すわけにはいきません。
中古の賃貸では難しいのですが、戸建てや分譲マンションの賃貸がしのケースなら、床材を張り替えるだけで、ぐ~んと見違える素敵な空間になります。
ポイントは、もともとの床材をはがさないで、上から敷くこと。これは、大工さん不要です。
ウレタン材の人工府tローリンず材なら、音の響きも小さくなるので、小さなお子さんのおられるファミリーには便利ですよ。
ホームセンターで売られています。
ウォッシュレット
最近の賃貸マンションにはウオッシュレットや暖房便座は標準装備のところが増えています。
しかし逆に、中古住宅を賃貸で借りる場合には、洋式トイレのままのところも。
ウオッシュレットの取り付けは、水道管の接続が必要ですが、洋式トイレのタンクに接続されている通称「へび」と呼ばれる部分を分岐させるだけ。もちろんホー^ムセンターに売っていますし、スパナもしくはモンキーレンチでかんたんに取り付けられますよ。
女性には嬉しいウオッシュレットですが、なかなか男性には理解してもらえない ・・・ 出産後に重宝することを見越して、入居前に設置できたらベターですね。
壁紙 ~ 賃貸でも張り替えて問題なし
リフォームしたい一番の場所、壁紙ですね。
もちろん、以前の入居者がたばこを吸ったり、汚したりしたままなら、すっきり張り替えちゃいましょう。管理人や大家さんに言えば、張り替え費用を出してもらえるか、逆に退去時に、はがさずそのまま退去できます。でも念のため、念書か確認書面で印鑑をもらっておきましょう。
さて、張り替えですが、専門のクロス業者に頼むと、むっちゃ目の玉が飛び出るほど高い。でもDIYで御主人・彼氏といっしょに貼り替えれば、きれいに、素敵なリフォームの出来上がりです。
しわなく張るには、普通の脚立ではなく、「伸縮足場台」と呼ばれる、脚立に、平らな板がつけられているもの。もちろん、アルミ製なので軽いですよ。
選ぶ壁紙はたくさんありますが、裏にノリが付いているものは便利そうですが、扱いが逆に難しいです。
古い壁紙をはがす時に、ものすごい量のチリ・ホコリが舞いますので、入居前がおススメですよ。
間接照明
今はやりの間接照明。少しうす暗いくらいが、落ち着く空間として好評ですね。
この間接照明、シーリングの場合、少し工事が必要です。
お気に入りのアンティークや、カントリースタイルのファン付きのものなら、シーリングのジャックだけでは重さに耐えられないので・・・
でも、DIYでつりさげ金具をつければ大丈夫です。
照明・ライトニングは快適な生活への第一歩です。
後付けも可能ですが、たくさんの家具がある中での作業は大変。ましてや小さなお子さんがいるとなると、入居前がベストですね。
キッチンのカップボード
キッチン周りがすっきりしているとうれしい。
最近の賃貸マンションは、アイランド式のシンクやキッチンになっていて、利点は子どもの様子を見ながら調理ができること。
でも、収納スペースがその分、削られてしまうのでちょっと使いにくいという声もあります。
そこで、入居前に、システムキッチン風に、カップボードを作っちゃいましょう。
もちろん、家具を購入して先入れしてもいいのですが、なかなかキッチンコーナーの大きさにあわず、デッドスペースということも。
市販品をDIYするだけで、素敵な空間になりますし、作りつけの趣が出ますよ。
入居後ではできない、キッチンの改造は、ぜひ新居が決まったら御主人と相談して下さいね。