生まれて2か月を過ぎると、赤ちゃんは泣くだけではなく「あー」「うー」「おっくん」などの喃語を話すようになります。
そうしたら私たち親が、赤ちゃんの言葉をそのまま受け取ってあげて「そうね、おっくんね」などと言葉を返して微笑みかけてあげると、とても喜びます。
のびのび
おむつを取り替えるときや、赤ちゃんが足をバタバタして嬉しそうにしているとき、赤ちゃんの足をゆっくりと優しく伸ばしたり縮めたり、また閉じたり開いたりして「あんよ、のびのび」と歌いながら、一緒に遊びましょう。
この時に、もしも赤ちゃんが痛がったり、嫌な顔をしたら、脱臼の心配があるのですぐにやめましょう。
握りおもちゃ
生後2か月ごろから、赤ちゃんの握る力も少しずつついていくので、ガラガラやタオル地で作った握りおもちゃで遊ばせるのもいいでしょう。
それほど力はついていなくて、すぐに落としてしまうかもしれませんが、色んな手触り、音、形、かたさなどを体験させてあげて下さい。
この時、たくさん話しかけてあげることも、とても大切です。まだ赤ちゃんの視力も弱くて0,05くらいしかない時期なので、ママやパパの顔を近づけて微笑みかけてあげると喜ぶと思います。
ほっぺツンツン
ご機嫌が良いとき、赤ちゃんのほっぺを軽く、ママの人さし指でツンツンしながら「ほっぺツンツン」と言って遊びましょう。
これは例えば、赤ちゃんがおっぱいを遊び飲みしているときや、少ししか飲んでいないのに眠ってしまいそうなときにも、使えます。
無理に飲ませる必要はないですが、刺激を与えることで、飲んでくれることもあります。
おててにぎにぎ
赤ちゃんは生後1か月半くらいから皮膚の感触だけで、今自分に触れているのはパパなのか、ママなのか分かるようになると言われています。
だからパパやママの指を握らせる遊び「おててにぎにぎ」は赤ちゃんにとって大事だと思います。
そっと触れると赤ちゃんは、パパやママの感触を確かめるようにギュッと握り返してくれると思います。
言葉はまだ話せなくても、親子の大事なコミュニケーションになりますね。
赤ちゃんの言葉(喃語)を返してあげよう
最初にも触れましたが生後2か月過ぎると、赤ちゃんは喃語を話すようになります。
なので「あー」と言ったら「あーだね、じょうずに言えたね」とか、「うー」と言ったら「うーだよねー」などと話しかけてあげるといいと思います。
語りかけることで、パパやママが語り返してくれる。微笑みかけることで微笑み返してくれるというやりとりは、赤ちゃんにとっては「しっかり見る」「しっかり聞き取る」最初の訓練になりますし、パパやママにとっても、子どもをしっかり見る、子どもの言葉をしっかり聞く訓練の第一歩になります。
一人でご機嫌よく遊んでいるときは、そのまま遊ばせて置いてもいいですが、ママの手が空いているときは、なるべく語りかけてあげて下さい。