ぜひ楽しみたいやさしいトランプゲームで賢い子供になろう

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かしこい子供に育てたい、成績が上がってほしい、数学・算数の苦手科目を克服したい。そんなお子さん、そしてパパママは多いのではないでしょうか。DS(ニンテンドーDS/3DS)などのゲームばかりしているお子さんの悩みも。そして学校の算数がわからない、テストの点数が悪いと困っているお子さんも。勉強勉強、宿題宿題という前に、ちょっと発想を変えて、トランプ遊びを毎日取り入れてみませんか。すぐには学力・成績アップには直結しないかもしれませんが、普段使わない頭を使うことは長い目で見ればプラスになることも。

ジョーカー入りの7並べ・1並べ

お馴染みの、スタンダードな遊び方、七(シチ)並べ。13枚の真ん中、7を4枚並べて、昇順、降順に順番に並べていくゲームです。
このゲーム、単純そうで楽しい。それは、自分の手持ちカードを先になくなった方が「上がり」(勝ち)になるのですが、パパママが意地悪をして、出せるときも「パス」を繰り返し、誰もカードを出せないように仕掛けるのです。ゲームは進みませんが、数字から探ることができます。
そしてもっと盛り上げる … ときに、ジョーカーを2枚、含ませて遊びましょう;。
ジョーカー(ババ)は、オールマイティで、堰きとめているカードの代わりに出して、その次の数字から並べることができるので、予想しながらジョーカーの出し方を思案する力は、算数に直結しますね。
1から順番に昇順で並べる遊びも盛り上がりますよ。

色まで指定したババ抜き

簡単なゲーム、ババ抜き。ジョーカーを最後まで持っていた人が負けになるのですが、ちょっとルールを厳しくして、合わせられるカードは、ダイヤとハート、スペードとクローバーのみ、赤同士、黒同士に限定してみましょう。
ゲーム時間は2倍、3倍に延びて、相手のカードを探りあい、ババを持っている人が分かりにくくなりますが、創造する力をはぐくみます。

神経衰弱

定番中の定番、トランプを裏返して、同じ数字のカードを引き当てていくゲームです。
記憶力の訓練になるほか、当てたカードの足し算など、数字がいっぱいのカードを活用するmpが楽しいですね。
これも、ルールを難しくして、同じ色の数字のみGETできるようにハードルをあげてみましょう。

2枚カードの足し算と引き算ゲーム

これも単純で、わが家ははまってしまったゲームです。
最初に「10」や「12」などの数字を決めます。
参加者が順番に1枚ずつ取っていきます。
途中で、2枚の合計が‘ちょうど’10になれば、手持ちのカードを放棄できるゲームです。
もちろん、足し算でなく、「2」や「5」などの小さな数字を決めて、2枚の差、つまり引き算で‘ちょうど’の数字にするのもよいですね。
1枚ずつ引いていく方法と、ババ抜きのように、隣の人から1枚もらったり、隣にあげたりしながら、カードを交換しつつゲームを進めるやり方もあります。
盛り上がりますよ。

運不運と確率・統計も

トランプ遊びの真髄は、運不運があること、そして確率的には参加者全員が平等であること。
これを、算数の、分数や、小数点などをもつかって、子供たちと考えることができれば楽しいですね。
たとえば、ジョーカーなしの52枚のカードを、3人で分けた場合、七並べで、最初に使う「7」が配られる割合・確率、それも2枚3枚と配られる確率などなど。
最初は、ババ抜きのジョーカーが回ってくる割合(確率)、3人参加なら3分の1、4人参加なら4分の1などから始め、難しい確率の話になると、同じ数字のカードが平均的に何組そろうか、など、難しそうな数字・数学にも興味がわいてきますよ。
大事なことはもうひとつ。あくまで確率であり、必ずそうなるわけではないことも気づいていけば、高校の数学にも出てくる、確率や統計が、より楽しくなってくるかもしれませんね。

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