子連れでの遠出。お子さんがある程度大きくなると、遠くへの旅行も楽しめるようになります。ドライブや新幹線、飛行機などなど、費用やかかる時間なども含め移動手段は千差万別。そんな家族連れにいまおススメなのが、長距離フェリー。昔は帰省や、学生の旅行がメインだったフェリーが快適になりました。小さなお子さん連れでも安心して楽しめる長距離の旅行、しかも2泊3日や3泊4日でも十分に楽しい思い出づくりができるフェリーの旅。大きなお船に乗った経験は、お友達に自慢できますね。
さんふらわあ
九州へのフェリーで有名な、さんふらわあ。航空運賃も割安になり、大手のみならず格安航空会社LCCに押され気味で元気がなかった九州航路が、にわかに楽しい船旅へとなってきました。
別府や鹿児島へ、大阪南港や神戸からのフェリーの代名詞ともなっている、さんふらわあ。大きな豪華客船です。
中のレストランはビュッフェスタイル。夕食も朝食も、昔のフェリーとは比べ物にならないくらい、お味も、量も大満足ですよ。
大きなお風呂は、少し揺れて湯船のお湯がちゃぷちゃぷと楽しい。夏や秋の行楽シーズンでは、出向時に紙テープ投げのイベントが行われています。
マイカーで九州に行くなら、車ごと積み込めるフェリーが一番。一晩12時間後には、別府だったり鹿児島だったり。夢のような話ですね。
新日本海フェリー
北海道。そう聞くだけで心がうきうきしていきますね。
その北海道へは、来年(2016年3月)には新幹線が函館まで開通しますし、ほとんどの旅行は飛行機がメイン。そんな時代に逆行して、のんびりと移動を楽しむフェリーの旅も人気が出てきています。
大阪からなら北近畿・京都の舞鶴まで高速道路で2時間。日本海の荒波、とまではいきませんが大きな客船でも少し揺れます。
小樽に着く船ですが、以前は舞鶴から2泊必要でしたが高速船になり1泊で北海道に。小樽自体も素敵な観光地ですし、札幌までは、高速道路・札樽(さっそん)自動車道で50分ほど。夏は大人気の北海道なので、予約は遅くとも6月には済ませたいですね。
名古屋まで行けば、道南、苫小牧への太平洋フェリーもありますよ。
阪九フェリー
さんふらわあ、が始めた“楽しいフェリーの旅”が、大阪・関西と九州を結ぶ瀬戸内のフェリー各社にも広がってきました。
阪九フェリーもそのひとつ、そして阪南地域からは、泉大津からの出発なのでアクセスが便利ですね。
早期予約の割引が大きいのも阪九フェリーの良い所。もちろん大浴場もありますし、家族ルームも。
門司には早くつきすぎますが、朝になるまでフェリー船内で寝坊ができるサービスもありますよ。
車が無い方は、無料バスで門司駅まで運んでくれます。
四国・松山にも
島だった四国も、瀬戸大橋、明石海峡大橋など3つのルートで陸続きになりました。
長距離ドライブも楽しいですし、夜移動すれば、現地に朝から遊べます。もちろんドライバーのパパ、あるいはママは安全運転でお願いします。
そんな移動を楽にする方法、夜行フェリーが四国航路にもあります。
四国オレンジフェリーという名前の船会社です。
愛媛の特産品、ミカンをイメージしたカワイイネーミングですね。
大阪南港を夜10時、松山近くの東予港に朝6時。実質8時間ですが、早くからフェリーに乗船できるサービスがあり、しかも瀬戸内海は揺れないので、車ごと、あるいは車なしでも早めに2時間前から乗り込んで、大浴場でさっぱりして、パパママはビールでもどうぞ。
四国は、高知にアンパンマンミュージアムがあったり、讃岐うどんやレオマワールドの香川県など、楽しいスポットがいっぱい。
行きは高速道路、帰りはフェリーというのもアリですし、往復フェリーだともった楽かもしれません。
名門大洋フェリー ~ 新造船の豪華客船
大阪と、北九州・福岡の門司を結ぶ、阪九フェリーと同じようなカーフェリー会社、名門大洋フェリー。
今年9月から、新しくつくった、新品の船「フェリーおおさかII」を就航させて、大人気です。
以前の船と比べて2倍近くの大きさ。もちろんゆれも少ないとの評判です。
わが家ではまだ乗っていませんが、娘たちと乗りたいねと話しています。
こちらの予約は、インターネットが非常に便利。しかも「早割り」でとっても安くなるほか、当日でも空室があれば、早割りと同じような3割4割の割引ができます。
片道はフェリー、片道は飛行機など、目的に合わせてどうぞ。
阪九フェリーと同じく、車がない場合は、新門司港から門司駅、小倉まで無料のシャトルバスサービスがありますから安心ですね。
豪華な客船を楽しんでください。