赤ちゃんにとって母乳は栄養満点です。筆者も母乳育児でしたが、終わってみればとても良い思い出です。母乳のあげ方、用意するものなど、母乳育児に関してご紹介します。
母乳のメリット
母乳は栄養バランスも消化吸収もよく、病気になりにくくする免疫物質も含まれています。アレルギーにもなりにくく、赤ちゃんにとっては理想の食べ物です。
また、おっぱいを与えることは、精神面で親子のつながりを深める効果が高いと言われています。リラックスしてテレビを消して、赤ちゃんを見つめながらおっぱいをあげましょう。
産後の体にとても、赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらうことによって、回復が早まり、母乳の出が良くなります。まずは、1ヶ月、頑張ってみませんか?
では具体的におっぱいのあげ方を紹介して行きます。
用意するも
・母乳パッドまたは湿らせたガーゼ
・ガーゼハンカチ
・搾乳機・搾乳カップ(必要に応じて)
リラックスして優しい気持ちでおっぱいをあげましょう。
①乳首をふきます
ママは手をきれいに洗い、ぬらして絞ったガーゼで乳首をふきます。ふきながら乳輪部分を軽くマッサージすると母乳の出が良くなります。
特に新生児の赤ちゃんはまだ、おっぱいを吸う事になれていません。母乳がたまって硬くなっているおっぱいはとても吸いにくいので、マッサージをしてから与えたほうが、母乳を飲むのも上達するような気がしますよ。
②抱きかかえ、おっぱいを含ませます
乳輪まで、ぱっくっと赤ちゃんの口に含ませます。含むとき口がアヒルの口の形になれば理想的ですね。途中で抱き替え、両方のおっぱいを飲ませます。飲み終わったらそっと赤ちゃんの口に指を入れ、おっぱいから離します。
③げっぷをさせます
たて抱きの姿勢で首とお尻を支え、ママの方でかつぎ上げ背中をさすったり、トントンしたりしてげっぷをさせます。赤ちゃんは母乳と一緒に空気も飲んでいます。げっぷをさせないと、飲んだ後の吐き戻しがある場合があるので、吐き戻しを防ぎましょう。
④母乳パッドをあてます
乳首をふき、赤ちゃんに吸われる前と形が変わっていないかなどをチェックして母乳パッドをあてます。乳首の形がひどく変わるようなら、次からは抱き方を変えてみましょう。
●抱き方
・横抱き:ママの二の腕に赤ちゃんの頭を乗せ、横抱きの姿勢で飲ませます。クッションなどで、赤ちゃんの高さを調節してもよいですね。オーソドックスな抱き方です。
・たて抱き:赤ちゃんの首とお尻を支え、赤ちゃんをママの太ももにまたがらせ、たて抱きの姿勢で飲ませます。乳首が短いママに向いているようです。
・ラグビー抱き:クッションなどに赤ちゃんを寝かせて、ママの脇で支えるようにして抱えて飲ませます。おっぱいの大きいママ、帝王切開したママに向いています。
ちなみに、筆者は横抱きとラグビー抱きでしたね。帝王切開の傷が痛いときはラグビー抱き楽でしたね。
母乳のメリット、飲ませ方などご紹介しましたが、質の良い母乳を出す為には食事、水分が大きく関わります。また、母乳の量が少なくても、完母で出来ます(筆者経験済み)。リンクにコツを紹介しますので参考にしてみてくださいね。
楽しい母乳育児ができますように。