大切な洋服、シミや部分汚れも落とせるって知ってた?

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子どもの服って、すぐ汚れがついちゃいますよね。旦那さまのシャツにもいろいろな汚れがついていたりして、キーッとなっちゃうこと、ありませんか?

実はほとんどのシミって、家でも簡単に落とせるんですよ。しかもつけてすぐのシミなら、ちょこっと部分洗いするだけでOK!早ければ早いほど、楽にきれいに落とせます。

シミぬきのために覚えておいてほしいことと、基本のテクニックをマスターしてみましょう!



まずはシミの基本から

シミは、時間が経つと酸化して、どんどん落ちにくくなってしまいます。そこで1分でも早いケアが大切。外出先でついたシミはもちろん、シミや汚れは見つけ次第、その日のうちに処理する習慣をつけましょう。
また、シミは水に溶けるものと溶けないものがあるため、油ジミなどの溶けないシミは洗濯すると逆に残ってしまうこともあります。そうなると落とすのが大変。必ずシミ抜き処理をしてから、洗濯するようにしてくださいね。

落とせないものもあります

衣類は痛みやすいため、無理は禁物。まず家でどこまでできるのかを確認しましょう。家でシミ抜きできるのは、基本家で洗えるものだけです。洗濯表示を見て、水洗いできるかどうかを必ずチェックしてください。
以下のアイテムや素材では、自分でやるとダメになってしまう可能性が大!繊維を痛めたり、輪ジミの原因になることもあります。
× 毛皮、コート、ウールのワンピース、シルクや革製品
× レーヨン、キュプラ、カシミア、色柄物の麻
× カビ、サビ、色移り、油性マジック、ヘアカラー剤
これらは、クリーニングなどのプロにお任せした方がよいでしょう。

用意する道具

ほとんどのシミはこれで大丈夫!という道具をご紹介します。
①台所用中性洗剤
いわゆるどこにでもある、食器洗いの洗剤ですね。洗剤の界面活性剤は水と油の両方になじむ性質があるので、ほとんどの汚れに対応できるんです。住居用や衣類用の中性洗剤ではないので、ご注意を。
②クレンジングオイル
化粧品などの油分が強いシミを落とすとき、台所用中性洗剤に混ぜて使います。高級なものではなく、安い一般的なもので大丈夫です。
③綿棒と歯ブラシ
もんだりこすったりできる素材の場合は歯ブラシ、狭い範囲でデリケートな素材の時は綿棒といった具合に使い分けます。

シミぬきの手順はこの5つ

①まずは色柄物の場合、色落ちしないかをチェックします。洗剤を綿棒に湿らせて、裾の裏側などの目立たないところにつけます。綿棒に色が移ったら色落ちしやすいということなので、無理はしないこと。
②カレーなどの場合、固形物をまずティッシュで先に拭き取っておきます。こすらず、つまみ取る要領で取りましょう。
③シミの色素が裏移りしないよう、衣類の内側にティッシュを当ててから洗剤をつけましょう。
④洗剤をつけて、こすらずにもみ込みます。シミが広がらないよう、シミの部分だけをつまみ洗いするのが基本。すすぐ時も、シミの部分だけ小さく浸す程度にしましょう。
⑤シミを抜いた後は、輪ジミができやすくなります。必ず洗濯機か手洗いで衣類全体を洗ってくださいね。

他にこんなアイテムも

頑固なシミや時間が経ったシミには、衣類用の漂白剤も使ってみましょう。酸素系の漂白剤なら、色柄物にも使えます。それでも落ちない場合は、重曹を加えてアルカリ度を高くすると、漂白力が強くなります。
また、皮脂や摩擦汚れには洗濯用固形石鹸がオススメです。泥はね、襟や袖の汚れはもちろん、実はボールペンを落とすのにも使えるんですよ。ただしデリケートな素材の時は、やっぱり台所用洗剤とクレンジングの方を使いましょう。

落とすのには洗剤とぬるま湯ともみ洗いが基本。衣類の汚れで困った時は、ぜひ試してみてください!

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