意外と簡単なぬか漬けで手軽に一品を作る方法!

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ぬか漬けと聞くと、手入れが面倒で難しいのでは?というイメージをお持ちの方もいらっしゃると思います。実際、筆者もそうでした。でも、家庭ににある冷蔵庫で、おかずが一品増やすことが出来ますよ。共働きのご夫婦や、育児に忙しいママさんでも大丈夫。一緒に始めてみませんか?

ぬか漬けの栄養と効能

野菜をぬか漬けにすることで、摂取が期待できる栄養素はビタミンB1です。米ぬかに多く含まれているようですね。疲れやすく、運動量が多い人ほど摂取して欲しい栄養素ですね。
ぬか漬けには米ぬかが必須ですので、必ず摂取することが出来ます。
また、ぬか漬けは美容にも良い効果があります。
化粧品でも、ぬか○○等と使われているくらいですからね。野菜が発酵してできる植物性の乳酸菌が含まれています。胃酸にも溶けにくく、腸に届きやすいようです。便秘解消や免疫力の向上、代謝機能の向上が期待されます。手肌にも良く、糠床をかき混ぜた後は手もつるつるになりますよ。

注意して欲しい事

そんな、現代の人にこそ食べて欲しいぬか漬けですが、一つだけ気をつけて欲しい事があります。
それは、「塩分」です。
漬物自体、塩分が多く含まれるものですが、ぬか漬けはその中でも塩分が高めのようです。
おいしいからと言って、一食に沢山摂取するのではなく、決められた量を、一日1回程度摂取したほうが良いでしょう。
小皿に、ぬか漬けを少量、これを、乳酸菌が最も働く睡眠前の夕食の時に食べるのが効果的かと思います。

ぬか床を作ってみよう

それでは、まずぬか漬けの基本、ぬか床を作ってみましょう。
必要なものは、
・米ぬか~1キロ
・保存容器(蓋付)鉄やアルミは避ける
・粗塩~130g
・唐辛子~2~3本
・水~5カップ
・昆布~8cm
・野菜くず~適量
①鍋に水と塩をいれて火に書け塩が溶けたら冷ましておく
②ボウルや鍋にぬか・赤唐辛子・昆布を入れる
③冷ました①の塩水を②に加える。だまにならないよう2~3回に分けて入れ、なじむように手でよくかき混ぜる。
④容器に③を入れる。
⑤捨て漬けをする(ぬか床に野菜の水分とうまみを加え、良い発酵を促します)冷蔵庫に残っている大根(葉っぱでもOK)やキャベツ、人参などを入れ、2~3日して捨て漬け用の野菜を取り出します。野菜についたぬかをしごいて落とし、野菜の水分をぎゅっと絞って、ぬか床に加えよく底からかき混ぜて表面を慣らします。この捨て漬けを2~3回繰り返します。
できれば、この捨て漬けの時は冷蔵庫には入れず、1日2回朝夕かき混ぜ、蓋も少し開けて空気を入れてあげましょう。

本漬けをしてみよう

野菜は新鮮なものを選び、洗って水気をふき取り漬けましょう。
大根、人参などは皮をむいて、キュウリ、かぼちゃ、パプリカ、蕪、ゴボウ、枝豆なども美味しいですね。
本漬けになったら、冷蔵庫で保存しましょう。
温度が一定の冷蔵庫なので、毎日かき混ぜる必要はないようですが、野菜を漬ける時、出す時は、しっかり底まで良くかき混ぜて、表面を平らにしましょう。食べ頃としては、20~24時間で、夕食時ぬか漬けを出し、翌日分を漬け込むというのが理想のようですが、1~2日間、漬け時間が長くなっても大丈夫です。自分のお好みの漬け加減を探ってみるのも楽しいですね。

ぬか床の保存

ぬか床のぬかが少なくなりましたら、乾燥ぬかと塩を補充してください。補充後は2~3日、良くかき混ぜ、ぬかを早くなじませましょう。
ぬかがカップ1対して塩大匙二分の一位の塩も一緒に補充しましょう。
昆布や鰹節も定期的に補充しても良いでしょうね。
また、野菜の水分でぬか床が水っぽくなったら、清潔なスポンジを差し込み水分を取りましょう。ちなみに、筆者が使っている「ぬか漬け美人」というホーローの容器は一緒に水取器がついていてとても便利です。
ぬか床をお好みの味に育て、美味しく体にも良いぬか漬けを楽しみましょう。

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