どんなに普段、仲がいいご夫婦でも、長い道のりの中ではトラブルが起こり、喧嘩する事もあると思います。
当然のことながら、子どもにとってはどちらも、大好きなパパとママ。
いがみ合っている姿は、きっと見ていて傷つくこともあるでしょう。
夫婦喧嘩は子供に見せない方がいいのか？
これには、賛否両論あると思うのですが、私は程度によるものだと考えています。
ひどく罵り合ったり、殴り合ったりは、もちろんＮＧです。
感情が爆発して、抑えられなくなることも、あるとは思いますが、子供が見ている前では、なるべく大人として節度のある態度を貫きたいものです。
我慢できなければ、ちょっと外を散歩するだけでも気分転換になって、時間を置くことで、お互いに冷静になれる可能性もあります。
理想の夫婦になろうとし過ぎない方がいい
結婚前には、お互いに色んな夢があったはずですね。
でも、何年か暮らしていくと理想と現実は違うのだと思い知らされる場合が
ほとんどだと思います。
むしろ、それが普通だと思います。
あくまでも理想の夫婦を目指すと言う方は、それはそれで素敵ですが私は、相手にあまり期待をしない方が楽な気がします。
でも、いざという時には、一番の味方になってくれるたった一人の人だというだけでそばにいてくれて、ありがとうって思っているし、そういう気持ちを忘れずにいたいと思っています。
どんな喧嘩なら子供の前でしても大丈夫なのか？
どんなに好きで結婚しても、生活を共にしていると様々な意見の食い違いが
出て来るのは当たり前だと思います。
そこを、我慢せずにお互いに言い合って、それならどうしたらいいのかを冷静に話し合い、解決しようとする、感情的なものではなく論理的な喧嘩ならば、私的には、むしろ子供の前でしてもＯＫだと思っています。
夫婦は子供の前で、あまりいちゃいちゃしすぎてもいけないの？
心理評論家の植木先生が仰るには、夫婦仲が悪いと子供の心が不安定になるのは当然だが、逆にいちゃいちゃし過ぎても悪影響を与えるとのことです。
子供は異性の親に愛情を持ち同性の親に、やきもちを妬く傾向があるからということですが、それって確かにあるかもしれませんね。
一番悪いのは、喧嘩したときに子供に八つ当たりしたり、仲が良いときには、すごく優しくしたりと、親が態度を変えることの様です。
子どもは常に、ブレない親を求めているのですね。
両親の喧嘩を見て子供が学ぶこと
喧嘩には二種類あって破壊的なものと建設的なものがあると思います。
破壊的な喧嘩は、激しく口論したり、暴力をふるったりするものです。
こういう喧嘩を見て育った子は、きっと心が安心できる場所を見失ってしまうし、大人になったときも、友達との関係で悩んだりするでしょう。
もし、万が一そういう喧嘩を見られてしまったら、仲直りする(お互いにごめんねと言い合うなど)場面も見せてあげるといいと思います。
建設的な喧嘩を見て育った子供は、将来お友達と喧嘩になったとしても、ご両親と同じように、話し合えば解決するんだと思っているので、良い方向に成長していってくれるでしょう。
