待望の赤ちゃんを妊娠したことがわかると、嬉しさでつい周りにも話したくなってしまうもの。
ですが周りの人達との付き合いの深さによっては、報告時期をちゃんと見極めるのも重要です。
時期を見誤ると、「こんな初期から?」と困惑されたり、もしくは「生まれる直前まで黙ってるなんて水くさい」と思われてしまうことも。
今回は周りの皆が心から妊娠を喜び、赤ちゃんの出産を楽しみにしてもらえるような伝え方のタイミングと注意点についてまとめました。
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両親・義理の両親への報告
自分やパートナーの両親にとっては「孫」となる赤ちゃん。
妊娠が分かったらなるべく早めに報告するのが望ましいですが、両親との関係性によっては安定期を過ぎたら報告する方も多いようです。
実際筆者の周りでも
・妊娠が判明してすぐ(心拍確認後・妊娠3ヶ月前)
・つわりがおさまり安定期に入ってから(妊娠5か月前)
・性別がわかってから(妊娠6か月以降)
の3パターンの話を聞きました。
とはいえ妊娠中のストレスは天敵。
親からの干渉度が強かったり、義両親と少し距離を置いた付き合いをしている方は安定期以降の報告が無難かもしれませんね。
職場への報告
働いている方にとって、職場への妊娠報告は少し緊張するもの。
「もしかしたら迷惑だと思われるのでは」と思ってしまいますよね。
中にはそれを怖れて安定期やお腹が目立つまで黙っている人もいるのが今の日本。
「マタハラ」という言葉もすっかり定着しましたよね。
ですが重いつわりや急な出血、無理をして職場で倒れてしまう可能性を考えると、出来れば妊娠がわかってから早い段階で職場に報告しておくのがおすすめです。
「なるべく穴を開けないように出勤します」「つわりなどで出勤が遅れてしまうかもしれません」とまずは正直に伝えてみましょう。
職場もあなたが急に来られなくなった時のためにフォローする体制を整えようとするかもしれません。
特に力仕事や外回りの方は、体に負担をかけないように配置転換が必要になることも。
職場での立場も大事ですが、妊娠したら優先すべきはお腹の赤ちゃん。
いざという時はこんな職場辞めてやる!という覚悟を持ち、堂々とした態度で報告出来るといいですね。
友人・ママ友への報告
身近でいるようでいて報告時期をよく見極めたいのが「友人」や「ママ友」。
ひんぱんに会っているような友人であれば、早い時期から伝えるのもいいでしょう。
いずれつわりが始まり、外食や飲み会、アクティブなレジャーなどに行けなくなります。
お誘いがあった時に「実は……」と切り出すのもいいですね。
年に数回会う友人であれば、安定期ごろに報告する方が多いようです。
2人目以降を妊娠した方は、既にいる「ママ友」への報告もしておきたいところ。
信頼できるママ友には、初期~中期の時期に報告しておくのがおすすめです。
つわりや急な入院、安静が必要な時など、お子さんの送迎や遊び相手などで力になってくれることもありますよ。
式に招待した・年賀状のみの付き合いの方への報告
両親や職場や友人、ママ友にも報告したしこれでOK!とお思いの方。
念のため、結婚式に招待した方への報告も忘れずにしておきましょう。
結婚式以降に疎遠になったり、年賀状のみの付き合いになってしまったりと微妙な付き合いの方もいるかもしれません。
ですが、人によっては「あの人どうしてるのかな」と気にかけてくれている事もあります。
出産後に年賀状にそっと一筆「家族が増えました」などと添えておくのをオススメします。
もしかしたらお子さんの誕生がきっかけで、付き合いが復活する事もあるかもしれませんよ。
こんな時どうしたら?
妊娠を報告したいけれど、ちょっとしづらいな……と悩む間柄の人もいますよね。
たとえば残念ながらお子さんを亡くされた、流産などの経験がある方や、ご家族を亡くされたばかりの方などには報告するのをためらってしまうのも仕方のないことです。
また、不妊治療を経て妊娠した方の場合、「妊活仲間」への報告も悩みどころです。
とはいえ黙ったままだと、共通の知り合いを通じて知る可能性もあり、気まずくなってしまうこともあります。
「気をつかわれ過ぎた」「腫れ物のように扱われた」と思わせないのが重要です。
いずれは報告しなければならない事だと割り切って、浮かれすぎない程度に安定期以降に「妊娠しました。今度家族が増えます」とメールや手紙で報告するのもいいですし、直に会う機会があればそれとなくサラッと話す程度に留めておきましょう。
相手の気持ちも汲みながら、自分の話ばかりをしないように気を付けるのがポイントです。