男の子を育てているママならば、一度は思ったことがあるはずです!
「この子には男の子らしく成長してほしい」と。
けれど、男の子らしいってどんなことだと思いますか?
男の子だから、こうあってほしいと思う親の気持ちとは裏腹に、そういう親の願いが子供の心に、プレッシャーを与えてしまっている可能性もあるのではないでしょうか?
男の子は早く断乳した方がいいの?
男の子には強くなって欲しい。だから、早く断乳しなくちゃと思う、ママも多いと思います。
一歳半~二歳くらいになって、まだ母乳を与えていると女の子なら、甘えん坊なのねで済むのに、男の子だとまだ、断乳してないの?と驚かれてしまいます。
そう言われて、慌てて断乳するママもいるようですが、そこはブレないで、我が子は我が子と割り切りましょう。
いくら、ママが望まなくても、いずれは卒乳する日が来るのです。
男の子は厳しく育てなくちゃ駄目なの?
男の子は女の子と比較すると、言葉が遅い子が多くて、コミュニケーションが取れるまで時間が、かかるかもしれません。
それに動きも素早く、力があるのでつい、大きな声で怒鳴ってしまったり、手が出てしまうママも、少なくないのではないでしょうか?
でも、男の子だからと言って、特別厳しく叱ると、子供の心は傷ついて、ママは僕が嫌いなんだと勘違いしてしまい、逆効果になってしまいます。
周囲が持つ「男の子」のイメージに捕らわれないママになろう
もし、子供がお人形遊びが好きな男の子だったら、あなたなら、どうするでしょうか?
他の男の子は真っ黒になってサッカーなどをしているのに、家の子は人形遊びをしてる・・・そのことを恥ずかしいと思うでしょうか?
でも、女の子でもカブトムシやクワガタを捕まえるのが好きな子がいるように、男の子でも、お人形やお花が好きな子もいます。
それが個性だと思うので、そういう面をうまく引き出してあげることが出来るママは、とても素敵だと思います。
男の子にもお料理を手伝わせよう。
一昔前、男子厨房に入るべからずなんて言葉がありました。
男性は外で戦い(仕事をして)、女性は家や子供を守る、そういう古い時代の考えでしょう。
でも今は、時代も移り変わり、男の子だってお料理くらい作れた方がいいと言う考えに変わって来ています。
実際、男の子にカレーを作るから玉ねぎの皮を剥いてなどと頼むと喜んでやってくれることが多いです。
それと共同作業をしていると、いつもは寡黙な男の子も心を開いて普段は言わない色んな気持ちを、お話してくれるようになるはずです。
男の子だって、いっぱい甘やかしてもいい
母親の強い愛情がマザコンを作ってしまう、そう思っているママは多いと思います。
でも、それは過保護すぎる場合の話だと思うのです。
「強い子になって欲しいから、甘えさせない」それは、少し違うと思います。
3歳くらいまでは、男の子だって泣きたければ思い切り泣いていいし、甘えたければ、存分に甘えていいと思います。
ママの愛情を、たっぷりと注いでもらって育った男の子は、やがては安心して、外の世界に飛び出していける、本当の意味で逞しい子に成長していくのではないでしょうか?
いくら自分の子供であっても、やっぱり異性なので、戸惑うことも多いですが、男の子には男の子にしか味わえない子育ての楽しみもあると思います。
今しかない可愛さを、親としてたくさん楽しんでください。