妊娠すると体の内側も外側も劇的に変化していきますね。
その変化を楽しみながら、できるだけ快適にマタニティライフを過ごせたら、こんな幸せなことはないでしょう！
では、どのように変化していくのでしょうか？
妊娠1ヶ月目の体の様子をご紹介します。
妊娠１ヶ月目のお母さんは？
なにしろ最終生理の開始日が妊娠1ヶ月になるのですから、前半では受精も着床もしていません。妊娠1ヶ月目を本人が気がつくことはほとんどありません。ただ、普段から基礎体温をつけている場合は、高温期が続くので、もしかしたら？と思うかもしれませんね。
子宮の大きさは妊娠前と変わらず、、鶏の卵くらいの大きさです。
赤ちゃんの様子は？
受精から約７～１０日後に着床し、初めて妊娠となります。妊娠８週までの赤ちゃんのことを「胎芽（たいが」と呼びますが、超音波診断装置でもまだ確認できず、赤ちゃんが包まれている袋である「胎嚢」だけを見ることが出来ます。形は頭が全体の半分くらいで、長いしっぽがあり、タツノオトシゴのような形をしているようですよ。
赤ちゃんの大きさは？
妊娠３週の赤ちゃんは大きさが約０．５～１ｍｍで、体重は約１ｇです。
でも、実は口やあごのもと、ぼんやりと鼻や目も出来てきているようですね。
受精卵の時は０．１ミリしかないのに、妊娠３週で５～１０倍です！
こうやって考えてみると、妊娠１ヶ月の前半は、まだ受精卵だったのに、３週で胎芽になり生命になるなんて、なんて神秘的なんでしょうね。
お母さんは自覚できない事もあるのに、体の中ではこんなに大きな変化があるのですね。
敏感な人は変化に気がつく事も
とはいえ、胎嚢ができ、胎芽に成長すると、敏感な人はその変化に気が付くことがある場合があります。
熱っぽかったり、胃がムカムカして、つわりや風邪のような症状が現れてくることがあります。
風邪かと思い、この時期に飲んでしまった薬は、乱用しない限り影響は無いと言われていますが、心当たりがある場合は、気をつけたほうが良いでしょう。
気をつけること
まだ、お母さんも気がつかないほどの体の変化ですが、確実に妊娠はしています。そして、お母さんの体はこれから４０週にわたり、激変を遂げます。それは見た目だけではなく、大きなホルモン環境の激変期になります。現代のストレス社会では、なかなかリラックスとはいかないかもしれませんが、妊娠は二つの命の共存です。イライラする事、不安を抱くこと、ホルモンにより変わってくるでしょう。
でも、自分とおなかの赤ちゃんを大切に、充分な睡眠とバランスの良い食事をとるように心がけ、パートナーや周りの人に頼りましょう。
小さくても、お母さんと赤ちゃんは一心同体です。
充実したマタニティーライフは赤ちゃんにも伝わるはずです。
