長かった夏休みもようやく終わり、元気に学校や幼稚園に向かう子供たち。
しかし秋だからこそ、気をつけたいコトも!
今の時期とくに気をつけたい子供のアレコレを、まとめてみました。
子供の健やかな生活の参考にしてみてください。
生活リズムの乱れ
夏休みを終えた子供たちが、また普通の日常に戻っていきます。
しかし夏休みの間の生活リズムが崩れてしまっている子も多く、学校生活や勉強面でも悪影響を与えてしまいます。
まずはしっかりと1日の生活リズムを整えていく必要があります。
毎日決まった時間に起き、しっかりと栄養バランスの整った朝食をとるようにしましょう。
たまに朝食は食べないという子もいますが、子供の朝食は一日の活力の源です。毎日しっかり食べることを心がけましょう。
帰ってきてからは、明日の準備や宿題を速やかに終わらせ、毎日決まった時間に夕食、就寝するようにして夏休みのだらけた生活から抜け出しましょう。
しばらくは土日も規則正しく過ごしましょう。
アレルギー性鼻炎
この時期はダニをアレルゲンとするアレルギー性鼻炎にかかる子が多くなります。
夏の間に、枕や布団などでダニが大量発生し、糞を撒き散らします。秋になり寒くなることでダニは死滅しますが、ダニの糞や死骸が原因となり、アレルギー症状を引き起こしてしまうのです。
またこのダニの糞や死骸が空気中のホコリにも含まれていくため、ハウスダストが原因になることもあります。
子供のアレルギーは鼻水を伴うことが多く、さらさらで水のような鼻水が止まらない時はアレルギーの可能性があります。
アレルギー症状を抑えるためには、アレルゲンの除去が必要です。
カーペットや寝具をしっかり天日干しし、その後に掃除機でアレルギー物質を吸い込みましょう。
体調不良
暑く湿度の高い夏が終わると、涼しく乾燥した秋がやってきます。
気温や湿度の急激な変化についていくのは、子供の体に大きな負担になります。
そのため体のバランスが乱れ、体調不良を引き起こす原因になってしまうこともあります。
夏の間に冷たいものを取りすぎていた胃腸の疲れもくる頃です。
体の免疫力も低下してしまうので注意しましょう。
またこの時期は学校へのストレスから、精神的に体調不良を訴える子もいます。
子供の様子をしっかり把握しておきましょう。
ウイルス感染
秋から冬にかけてウイルス感染が気になる時期です。
ウイルスが最も好む低湿度・低温度を満たしている時期に入ります。
夏休みが終わり、たくさんの子供たちと接触することになり、また夏の疲れで免疫が落ちていることでウイルスが感染しやすいのです。
これからの季節に気をつけたいウイルス感染は
・ノロウイルス
・ロタウイルス
・RSウイルス
・マイコプラズマ肺炎
・インフルエンザ
などがあります。夏の疲れから早く抜け出し、体調を整えましょう。
またウイルスの予防は手洗い・うがいが基本です。
家族みんなで心がけましょう。
喘息
秋は喘息の発作が最も多くなる季節です。
その原因は、夏から秋にかけての急激な気候の変化や、アレルギー症状にあります。
喘息になりやすい、アレルギー体質を持つ子供のアレルゲンは、鼻炎と同様にダニが原因です。
ダニの除去を速やかに行うことで、喘息・アレルギー鼻炎の発症は抑えることができるので、早めの対策を心がけましょう。