6ヶ月までの赤ちゃんは母親の母乳から免疫をもらっているので、あまり病気にはかからないと言いますが、実際は油断しているとかかってしまうことも多々あるようです。
また、小さいうちは免疫をつけるために色々な病気にかかりやすいので大人ではたいしたことがない病気でもとても重症化しやすいこともあります。
なるべく早めに気付いて医師の診察をうけましょう!
今回は体験談も含めて小さい子供がかかって大変だった病気についてまとめてみました。
夏にかかりやすい手足口病
夏に大流行する3つの病気のうちのひとつです。
ちなみにもう2つはヘルパンギーナ・プール熱です。
いづれも熱が出たり、発疹ができたりする病気なのですが、今年は手足口病が大流行しました。
我が家も子供がかかり3日ほど熱が続きました。
うち一日は39度の発熱、おちついてからも水泡が気になって眠れないなどのことがありました。
ウイルスで飛沫感染なので手洗いうがいなどをきちんとすることも大切なようです。
特にお薬などがなく解熱剤で熱を下げるくらいしか出来ることがないのも特徴です。
大人はめったにかかりませんが、かかってしまうと子供よりも重症化しやすいので気をつけましょう。
秋冬に注意!RSウイルス感染症
こちらは大人なら重症化せず、ただの風邪と診断されるRSウイルスです。
乳幼児がかかると重症化しやすいことでも有名ですね。
珍しい病気ではないですし、2歳までにほぼ100%の子供がかかると言われています。
産まれて6ヶ月以内の赤ちゃんが感染すると重症化しやすく、入院になってしまうことも珍しくありません。
もちろん、少し大きくなったから大丈夫か、というと3歳くらいで重症化し入院した子供も知っているので大丈夫というわけではありません。
RSウイルスに感染すると咳がひどく、夜眠れないことも多いのでとても可哀想です。
特効薬はありませんが、夜寝やすくするようなお薬をいただくと良いと思います。
ウイルス性胃腸炎
これはわたしが大変だった、と感じた病気です。
夜にいきなり噴水のような嘔吐からはじまり、1時間の間に数回の嘔吐がありました。
嘔吐が止まらず顔色が真っ青でぐったりしていたので救急病院へ行くとウイルス性の胃腸炎でしょう、と診断されました。
これも子供がかかりやすい病気のようでしたが、看病がとても大変でした。
胃が痙攣しているので半日程度は水もあげてはダメと言われたので、喉がかわいて泣き叫ぶ子供をあやしながら夜を過ごしました。
半日たったら1滴の水を5分おきにあげて、徐々に慣らしていきます。
途中で一気にあげると吐き戻し、また3時間程度待ってから、1滴のお水スタート。
吐き戻した衣類はすべて消毒した上で洗いました。
経験されたお母さんも多いと思うのですが、大変でした。
こちらも飛沫感染ですので手洗いうがいはきちんとしましょう!
色々なものを口にいれてしまう赤ちゃんは感染しやすいかもしれませんので気をつけてあげてくださいね。
溶連菌感染症
溶連菌感染症は5歳から15歳くらいの子供が感染しやすい病気です。
38度から39度程の高熱・のどの痛み・嘔吐と風邪に似ている症状が出ます。
伝染症の病気で、10日〜2週間ほどは抗生物質を飲まないと治りません。
体に赤いい発疹が出ることも特徴なので、出たらすぐに病院に行くことをおすすめします。
また、大人がかかると重症化しやすいので、気を付けましょう。
こちらも飛沫感染・経口感染なので、手洗いうがいをきちんとして予防しましょう!
いかがだったでしょうか?
赤ちゃんや、小さな子供はたくさん病気にかかります。
しっかりと観察して適切な処置をとってあげましょう!
といっても分からなくて不安なこともありますので、困ったらとりあえず病院に行って判断を仰ぐのも良いと思います。
母親がしっかりしてください!といっても病気の知識があるわけではないので病気が判断できないのは当たり前!!
いつもと違う、などの子供のサインをしっかりと受け取ってあげましょう♪