日本には、完全母乳育児神話がまだまだ強く根付いています。
母乳で育てないなんて可哀想!母親失格!なんて言う人がいるんですね…。
でも本当に可哀想?いえいえ、そんなことはありません!
完全ミルク育児には、母乳育児にはないメリットがあるんです。
どんなメリットがあるか、ご紹介します♪
人に預けやすい
完全ミルク育児のいいところは、ママでなくてもミルクをあげられるところ。
なので赤ちゃんをパパや託児所に預けやすいというメリットがあります。
育児中のママは赤ちゃんと二人で家に引きこもっていることが多いので、ストレスがたまりがち。
少しでも赤ちゃんと離れると、すっきりできて『また育児をがんばろう!』という気になれます。
ミルク育児はママと赤ちゃんが離れる時間を作ることができるので、息抜きがしやすいです。
また、パパがミルクをあげることで、父親としての自覚を持てるというメリットもあるんですよ。
ミルクはどんどんパパにお願いしちゃいましょう!
ビタミンD不足が解消される
母乳にはたくさんの栄養素が含まれているのですが、ひとつだけ不足している栄養素があります。
それはビタミンDです。
ビタミンDが不足すると、赤ちゃんが『くる病』を発病するリスクが高まります。
その点、粉ミルクにはビタミンDが含まれています。
なので完全ミルク育児の赤ちゃんは、くる病の発病リスクが低いんですよ。
腹持ちがいいのでよく寝る
粉ミルクは母乳に比べ、腹持ちがいいです。
そのため、母乳ほど頻繁に飲む必要がなく、よく寝てくれるというメリットがあります。
夜中も母乳に比べると泣く頻度が少ない赤ちゃんが多いです。
ミルクをあげる頻度が少なくていいということは、ママの負担も少ないということ。
夜中に何度も起きなくてすむので、産後の体の回復も早くなります。
飲んだ量がわかりやすい
飲んだ量がわかりやすいのもミルクのいいところ。
母乳だと、赤ちゃんがどれくらい飲んでくれたのかわからないですよね。
ミルクは飲んだ量や飲むペースが一目瞭然でわかるので、赤ちゃんのミルク量の管理がしやすいです。
『足りてるのかな?』という不安を抱かずにすむので、ママの精神衛生にはとってもいいですね。
飲んだ量と飲んだ時間を記録しておけば、『そろそろ量を増やそうか…』という調節も簡単です。
アルコールが飲める
妊娠中、ママはアルコールをずーっと我慢していますよね。
母乳育児だと、授乳中もアルコールを我慢しなくてはなりません。
でもミルク育児ならアルコールが飲めます!
アルコールを飲みたいがためにミルク育児にする方はあまりいないかと思いますが…。
それでも、好きなお酒を飲んでストレス解消ができるのは嬉しいですよね。
適度にストレスを解消しながら、育児をがんばってくださいね。