読書感想文を手伝ってあげるときのコツ5選【夏休みの宿題】

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夏休みの宿題で、必ず出される「読書感想文」。パパママが子どものときは、夏休みが長かったこともあって、3冊読んで原稿用紙に書かないといけませんでした。しかも、夏休み終わりかけに、絵日記と一緒に、徹夜で仕上げた経験もありました。そんな大慌てして仕上げた宿題は、もちろん悪い評価です。そんなことにならないように、評価されるような、びしっと決まった読書感想文を書くポイント・コツを5つ紹介します。そのまま国語の学力アップにもつながりますので、ぜひ子どもの感想文を手伝ってあげるときに、参考にしてください。



タイトルが大事

まず、原稿用紙の一番最初に書く「タイトル」。ここで違いを見せましょう。
もちろん「●●●を読んで」でもよいのですが、読んだ本で一番印象に残ったことをズバリと書いてしまうのが、先生の印象にも残りやすいですね。とくに、主人公について、お子さんが、何を、どう感じたのかをしっかりとタイトルに書いちゃいましょう。

冒頭は一番言いたいことを書く

書き始めが一番重要です。
お子さんが感じたことを、ストレートに書きましょう。たとえば主人公の●●が、格好いい、ステキだ、でも良いですし、逆に、主人公●●のような生き方は、ボクは絶対に許せない、とか。感じたことを力強く表現することが大事です。この書き始めで書いたことが、読書感想文全体で書きたかったことになります。

主人公の会話・気持ちの変化に注目しよう

最初に書いた主人公のこと。お子さんが、なぜ、そう思ったのか、そう感じたのかを、次に書きましょう。
ここで、主人公の発言や会話、気持ちの変化を、読んだ本から、カギカッコ「・・・・」で引用し書き写しながら、お子さんが、どう感じたのかを、少し説明を立てて書いてみることが大事です。
単に、こう感じた、ああ考えたでは、本当に本を読んだのか、フィクションの世界か、区別がつかなくなりますしね。

物語の展開を手短に書き、感想を加える

さて、お子さんの感想と主張はわかりました。ただし、本全体がどのように構成されていて、場面がどのように展開されて、さらに主人公がどのように心境を変化させたのか、簡潔に書くことで、本を読んでいない人にも本のあらすじを伝えることができます。
このあらすじは、長く書いてはいけません。お子さんの感想や意見がかすんでしまいます。
説明文ではなく、お子さんが感じたことが引き立つように、BGMがわりになるくらい。

もう一度最後のまとめに、感じたことを書き留める

最後に、もう一度、お子さんが思ったことを書きましょう。
起承転結で言えば「結」の部分。前に書いたあらすじを受けて、きちんと主張を表現することは、よりお子さんの思いが浮き彫りになります。
さらに、決意や希望があれば、本当に、この本を読んでよかったな、と思い返すことができますし、提出した先生が読んだときにも、この子はちゃんと、著者の意図を読み取って、人生に生かそうとしている、となりますね。ちょっと大げさですけれど、ママやパパの少しのアドバイスで、ぐんと生まれ変わる感想文になりますよ。

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