子どもにゲームを与える前に親が知っておくべきこと

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昔に比べて、今はスマホで簡単にゲームができるし、携帯ゲームも色々な種類が出ていて、子どもだけでなく大人も夢中になってしている姿を見かけます。電車でも公園でも、病院の待合でも、あらゆる所でゲームをしている人たちを見ると、欲しがる子どもも多いのではないでしょうか。ゲーム依存でなく、楽しい遊びアイテムの1つにするために、親子でルールを決めたり、工夫したりして楽しみませんか?

ゲームはいつするのか?

 幼稚園や学校から帰ってきて直ぐにゲーム・・・では、最悪夕ご飯までやり続けて、そのままお風呂、就寝なんてことになりかねないですよね。だから、まず帰宅したら、手洗い・うがいから始まり、宿題と明日の準備、さらにお風呂掃除などお手伝いがつくことも。それらのするべき事が終わってからゲームをするというルールをつくっておくといいですよ。そうすれば、ゲームがモチベーションになって、本当はしたくない宿題やお手伝いもさくさくとしてくれます。逆に、ゲームから始めたら、それが終わってしまうと、無気力、ダラダラになりかねないので、ご注意を。

ゲームは1日何時間まで!?

 楽しいことは何時間でも、時間を忘れてしてしまうものですよね。でも、ゲームの画面を何時間も見続けるのは目にも脳にもよくありません。成長・発達過程にある子どもなのだから、尚更のことです。そこで、必ず1日何時間とか1回何時間とか設定するようにしましょう。また、必ず、子どももその時間に納得させてから始めないと、終わった時にグズグズしかねません。できれば、時計とかタイマーとかを渡して、自分から止められるように働きかけたいものです。

できれば皆で楽しみたい

 どうせするなら、1人でゲームをするより、お友達や家族と楽しみたいですね。そうすることで、コミュニケーションの場になるし、仲間内のルールを作って、守ってゲームをすることで社会へ適応する訓練の機会にもなります。また、何より、1人よりも皆と遊んだ方が楽しいのだという感覚を持つことで、社交性や外交的な面も身につくと期待したいです。

時と場所を考えさせよう

 公園で他のお友達がみんなで遊んでいるのに1人だけベンチに座ってゲームをしている子どもがいたり、電車が混んでいるのにそれに気づかずにゲームに夢中になっていたり・・・自分がここで今ゲームをすることが良いことなのかを自分で考えられるように働きかけたいものです。ただ、子どもが周囲に目を向けたり、他人を気遣ったりできるようになる為には、まずは親がその場面、場面でしっかり伝えてあげなければなりません。後で伝えるのではなく、その時その場面で伝えると、子どもが理解しやすいので、そういう機会も大切にしましょう。

たまにはパパやママもやってみよう

 親は、またゲームばっかりして・・・とお小言を言いがちですが、子どもがそんなに楽しくしているゲーム、1回体験してみませんか?内容もゲームのやり方も知らないようなママに文句を言われても、子どもも受け入れ難いものです。だからこそ、子どもの楽しい気持ちもわかりつつ、ルールは守ってして欲しいことを伝えてあげられれば良いですよね。

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