習い事の王道のピアノが脳にいいってホント?

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子育てしていると誰しもが悩むテーマが「習い事」。

たくさんある習い事の中から、何をやらせたらいいのか、成長著しい子供の幼少期は、その子の将来にとっても大事な時期になるので、悩むのも当然ですね。

そんな中、昔も今も「王道」として人気があるのが「ピアノ」です。

その理由には、いろいろありそうです。



どうして人気なの?

今でこそ、スイミングスクールや学習塾、英語教室などに押され気味ではあるものの、常に上位にランキングされています。
筆者も小さい頃から親にピアノを習わせてもらってました。

「体力をつける」「成績を上げる」など、わかりやすいメリットがあるようにも思えないのに、昔も今もなぜ人気なのでしょうか?

そこで、我が子にピアノを習わせているママに「なぜピアノを習わせているのか?」と質問したところ、さまざまな意見が寄せられました。

子供の人生を豊かにする?!

「子供が習いたいと言ったから」
「自分が小さい時に習っていて、今よかったと思っているから」
「ピアノが弾けると素敵だから」
「弾ける人が羨ましくて、我が子には弾けるようになってほしかったから」

漠然とした理由が多いものの、自分の経験などを踏まえて「ピアノが弾けるといいことがある」「人生が豊かになる」といった将来へのプラスイメージが読み取れます。

音楽の基礎が身につく?!

一方、以下のようなスキルの部分での具体的な理由を挙げる方も多かったのです。

「ピアノを習っておけば、音楽の基礎が身につくから」
「ピアノが弾けると、どんな曲もひとりで表現できて、大人になっても楽しめるから」
「楽譜が読めるようになると、将来いろいろ役に立つから」
「音感を身につけるのは早い時期がいいと聞いたから」

こちらは、かなり具体的な意見ですね。

確かに、ピアノは音楽の基礎を学べる楽器として知られています。
音域が非常に広く、一人で曲のオーケストレーションが演奏できる万能楽器。どんな曲も一人で表現できるのは、他の旋律楽器には味わえない至極の魅力です。
また、ピアノは演奏のみならず、音楽教育や作曲などにも秘匿用いられ、音楽大学では専門楽器が違う生徒も必ず副科で勉強しなければならないほど、音楽の基本中の基本になる楽器なのです。

他の楽器に変更しやすいメリットも魅力の一つ!

ピアノは音域が広い分、他の旋律楽器に比べて「楽譜を読む力」もより高度に要求されてきます。
両手のパートの楽譜を同時に瞬時に読む訓練をしてあるので、ピアノをやっておくと他の楽器に変更しやすいというメリットもあります。

つまり、ピアノをやっておけば、その後ブラスバンド部に入ったり、バンドをやったり、コーラスをするにしても、可能性が容易に広がるのです。

ピアニストになってほしいと願う人はいない。

さまざまな意見がある中で、お話を伺ったママさんの中には、一人も「ピアニストになって欲しい」と言ったママさんはいませんでした。
音楽が人生を豊かにしてくれるというイメージは多くの親御さんが持っているものの、ピアノを習わせてピアノで大成してほしいとまで思っているケースは少ないのかもしれません。

つまり、人生の中で音楽を楽しんでいくために、基礎、素養、かけがえのない財産になるものとしてピアノを習わせてあげたいということのようです。

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