赤ちゃんとたくさんスキンシップをとることは子育てにとって大切なことですよね。可愛い赤ちゃんを見ると無意識にぎゅっと抱きしめたくなるでしょう。赤ちゃんにハグをすると心地よくなり安心するという経験をした人は多いと思います。
そんなスキンシップの代表『ハグ』にはする人、される人共に精神的な理由だけでは無く健康にも良いことが証明さています。これは子育て中ママにとって嬉しい情報ですよね!そこで今回は癒しだけではない”ハグ”の効果をご紹介したいと思います。
愛情ホルモンの力
まずは、なぜハグをするといいのか、科学的効能の根拠をご紹介します。
赤ちゃんとぎゅーとハグをすると『オキシトシン』が分泌されます。
オキシトシンとは「愛情ホルモン」「幸せホルモン」などと呼ばれており、下垂体後葉から分泌されるホルモンです。
一般的には、出産の時に子宮を収縮させたり、乳汁を出しやすくする作用が知られていますが、実はオキシトシンには、母と子の絆を強くする働きもあることが明らかになりました。
これによりハグをすることにより愛情表現だけではなく、ストレスを軽減させる働きや健康への効果が明らかとなったのです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%88%E3%82%B7%E3%83%B3
ハグでストレスに強くなろう
ハグをすると赤ちゃんは愛情ホルモンに包まれます。
それにより快楽物質である「ドーパミン」や安心感をもたらす「セロトニン」の遊離を促します。これらの脳内物質の影響で不安が和らぎ、多幸感が得られるのです。
今までずっとママのお腹にいて守られていた赤ちゃんにとって、生まれてきた後の世界外的環境とのギャップは、想像以上に大きいもの。赤ちゃんはそんな不安でも泣いているのかもしれません。たくさんハグをして、ママの温もりや匂いをダイレクトに伝えて、安心感で満たしてあげましょう。
もちろん赤ちゃんだけではなく保育園児、幼稚園児にも効果は絶大です。
心と体が急成長している幼少期には経験などが増え、それに伴い挫折や失敗をしていくでしょう。新しい経験や失敗から不安感や恐れを抱きます。
そんな時ママに「大丈夫だよ。」「安心してね」とやさしくハグをしてもらうことでまた頑張ろうという意欲が湧いてきます。
「人は30秒のハグでストレスの3分の1を解消できる」と言われています。子供がストレスを感じる前にぎゅっと抱きしめてあげましょう。
http://magazine.campus-web.jp/archives/165582
ハグは免疫力を高める
ハグが多い赤ちゃんは病気にもなりにくくなります。
ハグをすると副交感神経が刺激され、ドーパミンやセロトニンが増えます。その結果、免疫力アップにも繫がるのです。
また赤ちゃんが可愛くて思わずぎゅっと抱きしめたりほほをなでたりしますよね。実はこのような赤ちゃんとの触れ合いによって、ママは赤ちゃんが感染したウイルスや細菌を知らないうちにたくさんもらっていて、ママの体の中ではそれらのウイルスや細菌に対する免疫がつくられます。
その免疫は、母乳を通して赤ちゃんにあげられて赤ちゃんを守ることに。だから“ハグされるのが多い”赤ちゃんは病気に強い！
ハグの他にも、赤ちゃんのおしりや排泄物などに直接手で触れる機会の多い“オムツ替え”も同じ理由から、赤ちゃんの免疫力を高める効果が期待できます。そう考えると、ちょっと面倒なオムツ替えもがんばれそうですね。
まだまだある！ハグパワー
ハグは赤ちゃんだけにいい事ではありません。
赤ちゃんにぎゅっと抱きつくことでママやパパにも嬉しい効果があります。
大好きな赤ちゃんにハグすることでママの不安感や孤独感も解消されます。それにより安眠効果も期待できるんです。
また人肌に触れることで血行がよくなり、肌の調子もよくなるという美容面での美白効果もあります。これはママには嬉しい効果ですね!
家族みんなでハグをしよう
もちろんハグは赤ちゃんだけではなく家族みんなでしましょう。
特にパートナーとハグをすることをオススメします。
日本人はシャイでハグの文化があまりないので大人になると恥ずかしくてあまりしませんよね。
でも疲れているときや、悲しいことがあったとき、大切な人にギュッと抱きしめられると、心がふわ～っと軽くなったり、幸せを感じることってありませんか？最初は照れくさいかもしれませんが、「ハグ」はふたりの関係をさらに強く結びつけてくれます。
またハグをして気持ちが安らぐことにより血圧も下がり、心臓病のリスクを軽減させる効果があったり、記憶を高める効果から認知症の予防にいいと言われています。
いかがでしたか。
ぎゅっと抱きしめるだけでこんなにも効果があるのです。
お金も道具もいらないお手軽なハグで家族みんながハッピーになりましょう。
