イタリア流「情熱子育て」で自己肯定力を高める

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イタリア人と言うと感情豊かで表現がストレート。陽気的で平和主義の印象があります。

日本人には足りないコミュニケーション能力の高さや驚くほどのポジティブシンキングには憧れさえあります。

ではどうやったらそんな素敵なイタリア人に育つのでしょうか。

そこにはイタリアの子育てにヒントがありました。

真似したくなるようなイタリア流「情熱的子育て」をご紹介します。



イタリア人ってこんな人達

まずはイタリア人がどんな人なのか、イタリア人の特徴をご紹介します。

なんと言っても一番には「陽気」な人達である。
人生楽しまなければ損。
陽気で人当たりが良い人が多いです。またとても世渡り上手な面を持っています。

そして褒め上手です。
感情がストレートな分思いも直接相手に届けます。
少しでも「いいな」「素敵だな」と思ったことは口に出して相手に伝えます。
また好奇心旺盛で、自分の知りたいことはとことん突き詰めていきます。

以外にもお金にシビアだったりします。
ヨーロッパの中でも特に税金のかかる国であるので無駄な消費は控え、洋服も最低限のものしか買わない傾向があります。

ただ、時間にルーズだったり、謝るという習慣がないのもイタリア人の特徴です。

では感情豊かなイタリア人はどのような子育てをしているのでしょう。

http://matome.naver.jp/odai/2141725921564559301

愛情たっぷり「褒めまくり教育」

イタリア人は生まれたときから赤ちゃんを褒めて愛して肯定します。
過剰なまでの愛情表現で子供を育てます。

常に両親から「可愛い」「私の宝物(Il mio tesoro!)」「なんて美人なの(Che Bellina)]」など映画のような台詞を朝から晩まで言われ続けています。

親が肯定する子供はいずれ自分を肯定する子供になっていきます。
常に褒めてもらって育った子供は自己肯定感が高まりまり多少のことではへこたれません。

子供に愛を注ぐのは決して親だけではありません。
親戚や隣人はもちろん、道ですれ違う人、電車で隣に座った人さえも子供がいれば皆笑顔で親のように愛情ある言葉をくれます。

自分の子供だけでなく、周囲の大人の誰もが子供を褒めて可愛がるのです。

Bacio(キス)の嵐でスキンシップ

もちろん言葉だけではありません。
抱きしめて頭をなでてキスをして・・・
イタリア人は体全体を使って子供に愛情を伝えます。
それは行ってきますのキスや寝る前にするおやすみなさいのハグだけではなく、
信号待ちの些細な時間や公園や広場で遊んでいる時でさえスキンシップをしてわが子に愛情を注ぐのです。
家の中ではともかく、外で子供にベタベタしていると親ばかだと思われそうですよね。
でもイタリアでは「親バカ」という言葉がありません。
なぜなら子供を持つ親みんなが「親ばか」だからなのです。

子供の感情を優先させる。

感情とは嬉しい!楽しい!ばかりではありません。
時にはたくさん泣いたり騒いだり叫んだりします。

子供が泣きたい、叫びたいのなら「そうしなさい」と子供の感情を最優先にするのです。

「子供が迷惑をかけるのはしょうがないでしょ。だって子供なんだから。」と堂々たる親の主張は日本では少し難しい事だと思います。
ですが「子は宝」のイタリアではそれが大切なのです。
「ウチの子の声がうるさい?耳がおかしいんじゃないの?」なんて言う母親もいるそうです。
大人の都合で子供の感情をコントロールするのは確かに辛いことです。
おかげさまでイタリア人は感情が豊か。
泣いたり笑ったり、表情筋は日本人の何倍も発達していることでしょう。

ただ、文化の違いや考え方の違いもあるので日本では真似しすぎると「一般常識のない子」となってしまいがちです。

http://allabout.co.jp/gm/gc/77898/2/

お手本は親。私達も人生を楽しもう!

子育てに追われて辛い、大変、疲れた・・・
そんな表情をしていたら子供にだって伝わってしまいます。
イタリアでは親だって楽しみます。
子供と公園で走り回ったりする子供優先の時間がある一方で、
夜ホームパーティなどを開き大人優先の時間を楽しむのもイタリアではよくある光景です。
楽しんでいる大人の姿を見せることで「人生って楽しい」と知らず知らずのうちに子供が感じ取るのです。

日本同様、共働きの多いイタリア、どうやって楽しむ時間を作っていると思いますか?
それは親の助けが得やすいことに加えて、一般家庭です家政婦さんの普及率が高いのです。
週1,2回数時間家政婦さんにアイロンがけや掃除を手伝ってもらうことは、裕福な家庭でなくてもしてもらっていることです。
あいた時間で家族みんなで買い物に行ったり、友達家族と出かけたりと子供だけではなく親も楽しんでいます。

親が外でも家でも精神的にリラックスして自由に振舞えるということは、子供に意識を集中できるので親子の間で交流が増えてきます。
家族にしっかり支えられている子供ほどのびのびとしていられるのかもしれませんね。

いかがでしたか?
日本ではまだ難しい事もありますが、少しでも真似できる所があったのではないでしょうか。
自己肯定感が高い人は魅力的です。
自分に自信があると相手を褒める余裕も出てきます。
イタリア人の良いところをまねして是非わが子の子育てに取り入れてみてはいかがでしょうか。
まずはオヤスミのハグからしてみましょう。

http://itmama.jp/2014/07/11/62860/

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