自転車のルールを確認しよう!自転車の乗り方、大丈夫?

2,821 views

2015年6月1日から道路交通法が改正され、自転車の危険運転の罰則が厳しくなりました。
自転車は運転免許がなくても乗れるので、気軽な気持ちで乗る人が多いと思います。
お子さんを乗せて運転することも多い自転車。
事故を起こさない、そしてあわないために、そのルールをもう一度確認してみましょう。



1.原則車道の左側を通行。子乗せ自転車は歩道OK!

自転車は、法律上は軽車両という「車両」の一種です。
そのため、原則歩道ではなく車道の左側を走らなくてはなりません。
ただし、例外があります。例えば「歩道通行可」の標識があったり、道路で工事をしていたり、交通量がとても多いところは歩道の通行ができます。また、13歳以下の子どもや70歳以上の高齢者、身体障害者などは歩道を通行できます。子どもを乗せている自転車も歩道を通行できます。
歩道では歩行者優先で、車道寄りを走行するのがルールです。

2.一時不停止、信号無視、通行禁止違反

今までは、自転車なら「まあいいや」で済まされたような違反ですが、今回の改正では違反切符を切られます。これらの違反は大きな事故に結びつきやすいので、充分気をつけたいものです。自転車事故の7割が交差点で起こっています。警察でもこれらの違反は取り締まりを強化しているようです。

3、二人乗りについて確認しておこう!

自転車は一人用の乗り物です。二人乗りは原則違反です。ただし、「16歳以上の運転者」が「6歳未満の子ども」を幼児用座席に乗せるのはOKです。「6歳未満」なので、6歳のお誕生日を迎えた子どもは原則乗せられません。
また、幼児の自転車事故では頭部へのケガは約4割となっています。必ず、ヘルメットを着用するなどして、お子さんの安全を確保してください。

4.並進してはいけません

お買い物などにもよく使う自転車。でも、ママ友さんに会っても、お話ししながら並走してはいけません。1列になって走行しましょう。お話しするときは自転車から一旦降りて、歩行者の邪魔にならないところでするのがベストですね。

5.片手運転はNG!

子どもを乗せて、傘をさしながら・・・ということはないと思いますが、雨の日は傘をさしての片手運転をしてはいけません。合羽を着て運転しましょう。もちろん、携帯電話をかけながらもNGです。

この他にも、飲酒運転やイヤホンなどで音楽を聴きながらの運転などが禁止されています。

いずれも、違反すると交通違反の切符が切られます。
何よりも、これらの違反行為は、交通事故につながるということを忘れてはいけません。
現在、交通事故の約2割が自転車絡みの事故なのだそうです。
ご自身はもちろん、お子さんを交通事故から守るためにも、ルールについてご家族で一度話し合ってみてはいかがでしょうか。

http://www.gov-online.go.jp/featured/201105/

こんな記事も読まれています