結婚、出産のあとは、夢のマイホーム購入ではないでしょうか。
「頭金なしでの購入はダメだ!」
と言われることが多いようですが、それはどうしてでしょうか?
まずは、その理由を考えてみましょう。
頭金なしのマイホーム購入は危険だ!と言われる理由。
まず、何故みなが口を揃えて「頭金なしの購入はダメだ」「危険だ」と言うのか、その理由を考えましょう。
理由は大きく2つあります。
①住宅ローンを支払えなくなる可能性があるから。
頭金がないと、当然ローン額も大きくなります。
例えば3000万円の住宅を購入したとして、頭金が500万円あれば2500万円、1000万円あれば2000万円と、住宅ローン返済額が少なくなります。
返済額が大きいということは、月々の返済額も頭金有りに比べれば高くなり期間も長期間となるため、
「住宅ローンの返済ができなくなる可能性が高い」
というのが1つ目の理由です。
②支払う住宅ローンの利息が高くなるから。
2つ目の理由は、住宅ローンの利息が大きくなるためです。
借入金額が多ければ多いほど、利息が大きくなります。
頭金ありとなしでは、支払う利息の金額が100万円以上違ってくると言われています。
つまり、余計な出費になり、未来で使う予定のお金が減る、ということになります。
なぜ頭金を2割準備しましょう、と言われるのか?
一つ目の理由は、「頭金がなければ住宅ローンが組めなかったから」ということです。
昔は、2割の頭金を用意していないと、住宅ローンが組めなかったのだそうです。その名残で「2割」と言われているそうです。
支払えなくなった時の売却を考えて!
もうひとつの理由は、「住宅ローンが支払えなくなったときに売却をしやすくするため」です。
仮に返済に困って「売ってしまおう!」と思っても、住宅ローンを返済してしまわないと原則マイホームを売ることができません。
つまり、残っている住宅ローン金額以上で売れるか、足りない部分は現金を払わないといけないということです。
しかし、2割くらい頭金として入れていれば、売ったお金で住宅ローンをチャラにしやすいので、きちんと準備しておきましょうとのアドバイスがなされます。
せっかく購入した「夢のマイホーム」を手放さなくていいように、頭金は準備しておくほうがいいのかもしれませんね。