上の子が赤ちゃん返りをしないようにする方法。先手必勝!

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下の子が生まれたら甘えん坊になった、駄々っ子になった、うまくいっていたトイレでのおしっこが出来なくなった。そんな声を聞いたことはありませんか?

今まで独占していた大好きなママが、生まれてきた妹や弟のお世話をしているのを見て、少しだけ寂しくなってしまったのかもしれません。

お兄ちゃんもお姉ちゃんも、楽しい気持ちで新しい家族を迎えられるようにしたいですよね。

話してあげよう、あの日のこと!

お腹が大きくなってきたら、赤ちゃんの動きや鼓動を直に感じてもらいましょう。
洋服の上からでかまいません。そっと手をのせたり耳をあてたりできるといいですね。
そのときにぜひ「○○ちゃんはね…」とお腹にいたころの話をしてあげてください。
初めての赤ちゃんの誕生を心待ちにしていた日々は、お母さんにとっても特別な時間でしたよね?
子どもは自分が赤ちゃんだった頃の話を聞くのが好きなようです。同じ話でいいので、何度でも何度でも本人が満足するまで話してあげてください。

ママのお手伝い、してくれるかな?

赤ちゃんが生まれたら、お手伝いをしてもらいましょう。
お手伝いといっても難しいことではありません。赤ちゃんのためにおむつを持ってきてもらったり、哺乳瓶を一緒に持ってもらったり、お母さんが下の子と接するときに一緒に出来ることを探してください。
お母さんが台所などで家事をしているときに、お互い姿が見える場所でベビーラックを揺らしてもらったりするのもいいと思います。
忙しいから手伝ってもらうのではなく、一緒に赤ちゃんのお世話をしているという感覚で。赤ちゃんよりも上のお子さんを中心に、声をかけたり話をしたりしてくださいね。
決してせかせかしたり焦ったりしないように気を付けて下さい。お手伝いをしてもらったときには必ず「ありがとう」を忘れずに。

トイレトレーニングは焦らずに!

上の子と下の子が2歳くらいの年齢差でしたら、思い切ってこの時期まで本格的なトイレトレーニングをしないのもありかと思います。赤ちゃん返りでおむつに戻ってしまう子が多いので、あえて2人目が生まれてからのトレーニングはどうでしょうか?
家族や周囲から「まだおむつが外れないの?」と言われるかもしれませんが聞き流しましょう。
赤ちゃんの世話もあるのでお母さんは負担に感じるかもしれませんが、子どもはママを独占できる貴重な時間を楽しみにしてくれるはずです。
このときは赤ちゃんの話題はなしにして、トイレで頑張る上のお子さんをたくさん褒めてあげてください。意外とすんなりうまくいって、気が付いたらおむつを卒業していたなんてお子さんも実際にいるようです。

2人の時間を大切に

赤ちゃんがお昼寝をしているときや、お父さんが見ていてくれるときなど、上のお子さんと2人で過ごす時間が出来たときには、ぎゅーっと抱きしめてたくさん甘えさせてあげましょう。
でも、お母さんもきっとくたくたですよね。そんなときは、お子さんと一緒にお布団にごろんと横になってはどうでしょうか?ごろごろしながらお話をしたり、歌を歌ったり、気が付いたらお昼寝していたりするかもしれません。
時間があまりなかったら、抱っこやおんぶだけでも大丈夫!スキンシップが重要なのです。

名前で呼んでね

下に兄妹が出来ると、どうしても「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」と呼ぶ大人が出てくると思います。
あまり「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」でいることを意識させられると、小学生くらいになってから「好きで先に生まれたわけじゃないよ!」なんて言う日がくるかもしれません。
出来るだけ名前で呼んであげてください。
兄妹が比べられることもあると思います。特に生まれたばかりの赤ちゃんを見た人は、両親のどちらに似ているとか、上の子に比べて目がぱっちりしているとか比べてしまいがちです。
そんな大人の言葉を耳にして、心を痛めることがあることを忘れないでください。
赤ちゃん返りを最小限にするポイントは、やっぱり両親の愛情なのではないでしょうか?

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