親戚や、友人の結婚式にたくさん参加してきたけれど・・・
いざ自分が結婚式を挙げることになったとき、今までは深く気にしていなかったことが気になったりします。
知っておいて損はない、結婚式にまつわる知識をご紹介します。
結婚に対する思い入れがより深くなるかもしれませんよ!?
結婚指輪はどうして左手の薬指につけるの?
結婚指輪は左手の薬指につけるものだと、当たり前のように思っている方も多いと思いますが・・・
なぜ『左手の薬指』なのでしょうか?
その理由は、古代ギリシャ時代から伝わっている説が根強いようです。
古代ギリシャでは、人の心や感情は心臓にあると信じられていました。
そして左手の薬指と心臓は太い血管でつながっていると言われていたことから、心臓につながる左手の薬指に指輪をつけて、結婚の誓いをする習慣が生まれたそうです。
永遠の愛を象徴する丸い指輪を交換することにより、お互いの心が結ばれ、『永遠の絆が約束される』ということですね。
いかがでしょう?
意味を知っているだけで、指輪交換のときに、より深い愛情を込めらるのではないでしょうか?
ベールダウンセレモニーに込められている意味は?
ベールダウンセレモニーとは、挙式前に、花嫁の最後の身支度を整えるお役目として、母親がウエディングベールを下ろし、そして送り出してあげる儀式のことです。
幸せになってね!という気持ちを精一杯込めながらベールを下ろすお母様、そして花嫁はベールを下ろしてもらった瞬間に「お母さんのお腹の中、0歳に戻ります」という意味にもなります。
0歳に戻ってから、花嫁の今までの道のりを現すバージンロードを歩きはじめるのです。
そして、魔よけの意味が込められたベールに身を守られながら、花婿のもとへと向かいます。
花嫁を一生幸せにすると誓った花婿が、誓いのキスのときに二人の間の壁をなくすという意味を込めてベールをあげます。
ウエディングベールにも深い意味が込められていることを知っておくと、より神聖な気持ちになれるのではないでしょうか?
バージンロードの一歩一歩に込められている意味は?
バージンロードを歩く一歩一歩は、花嫁がこれまで歩んできた道のりと言われています。
祭壇前で、父親から新郎にバトンタッチするのは、花嫁がこれから歩んでいく未来を新郎に託しますという意味が込められています。
ちなみにバージンロードは和製英語なので海外では通用しません。
(英語では、ウエディングロード、またはウエディングアイルといいます)
このバージンロードは、リングボーイやフラワーガール以外の参列者は、踏み入れてはいけないと言われています。
リングピローに付いているリボンの意味は?
リングピローは、結婚式で、指輪交換まで指輪を置いておくためのクッションです。
リングピローに付いている長いリボンは、『愛の約束』を意味しています。
そのリボンでひとつに結ぶことで、『結婚』を表すといわれています。
愛の約束が結ばれ、たくさんの祝福を受けるリングピローは、きっとこれから先の幸せを守ってくれるインテリアにもなるのではないでしょうか?
そんなリングピロー、結婚式で使うただのアイテムとしてではなく、込められた意味を感じながら、インテリアにもなるように手作りしてみるのも素敵ですね!
ちなみに、このリングピローを、二人の赤ちゃんが未来に生まれた時に、『はじめての枕』として使うと、健康で幸せになれるという説もあるそうですよ。
フラワーシャワーに込められている意味は?
フラワーシャワーは、挙式が終わったあと、新郎新婦がバージンロードを退場する時や、教会から出てくる時に、参列者が花びらをシャワーのように浴びせて祝福する儀式のことです。
花の香りで辺りを清め、お二人のこれからの幸せを祈り、悪魔や災難などから二人を守る魔除けの意味が込められています。
たくさんの祝福と共に浴びた花びらは最強の魔除けになるでしょうね!
ちなみに、お米を浴びせるライスシャワーも聞いたことあると思いますが、お米はたくさんの穂をつける豊作と子孫繁栄の意味から、お二人の実りある生活への願いが込められているそうです。
いかがでしたでしょうか?
意味を知っておくと、結婚式の一つ一つのシーンが、より思い入れの強いものになるのではないでしょうか?