「結婚前はよく手をつないだりハグしてくれたりしたのに、結婚したら全然してくれない!」
「昔はなんでもないときに色々とプレゼントをくれたのに、今は誕生日すら忘れる!」
結婚後に別人になってしまう男性の心理を分析してみましょう。
男性は目的達成型思考
結婚前にはたくさんプレゼントをくれていた彼が、結婚後くれなくなるわけは…男性が目的達成型思考だからです。
簡単に言うと、彼は”結婚”というゴールのためにがんばっていたんです。プレゼントする行為は結婚にたどりつくための階段であって、結婚したらもういらないと考えてしまうんですね。
”結婚”という大きなプレゼントをあげているのだから、花束なんて小さなプレゼントはもう必要ないと捉えているとも言えます。
愛情はあるが行動は変化する
結婚前は頻繁にデートの計画を積極的に立ててくれていたのに、結婚したらまったくやってくれなくなる…女性からすると「もう愛情がなくなったのかな?」と感じてしまいます。
でも、どうやら愛情がなくなったわけではないようなんです。男性の言い分を代弁すると「愛情の表現方法が変わっただけ」だということなんですが、女性には理解しにくいところです。
毎日ちゃんと家に帰ってきて、給料をすべて預けている。この行為で男性は充分に愛を伝えられていると思ってしまうようなのですが…かなり難解ですね。
仕事イコール恋愛?
仕事の世界では、平社員のときには必要だと思って雑用もやります。しかし、係長になるともう昔の雑用をやる必要はなくなります。
男性の思考回路では、この仕事の世界でのルールを、すっかり完全にまったくルールの違う恋愛の世界にも当てはめてしまうのです。
結婚というゴールに向かっているときにはこまめに電話したりプレゼントしたりするのは必要な”雑用”だったけど、結婚してしまった今ではそんな昔の雑用はもういらないと思ってしまいます。
長いスパンで考える傾向
これも女性には理解しづらい傾向なのですが、男性は物事を長いスパンで考えがちです。
今パートナーとの関係がちょっとぎくしゃくしていても、過去の10年間がうまくいっていればトータル的に見ればまだ”大丈夫”なので「なんとかなるだろう」と楽観的に考えてしまいます。
女性にはこういった傾向がないので、問題が起こっているときに解決する必要があります。しかし男性はパートナーを幸せにできていない現実を直視すると傷つくので、できるだけ関わりたくないのです。
変わってしまった彼へのアプローチ
それでは変わってしまった彼をもとに戻すことはできないのでしょうか?大丈夫です。その方法はあります。
まず、まったく愛情がなくなってしまったように女性には思える状態の彼に対して怒りの感情をぶつけることだけはおすすめできません。できるだけ避けてください。
男性は女性から感情的に話しかけられるだけで、責められているような気持ちになり、殻にとじこもってしまいます。そして早く忘れようと努めるだけで、言うことは決してきいてくれません。
逆に明るく楽しく前向きなアプローチであれば耳を傾けてくれます。「最近外食してないし、たまには行こうよぉ~。」などとかわいらしく比較的彼が機嫌のよいときを狙って言ってみましょう。
外食に連れて行ってあげた後、妻の機嫌が見るからによくなり感謝されれば、男性はもっと妻に満足してもらい感謝されたいと思い行動を起こすようになりますよ。