日本に駐留している軍人さんや英会話学校の講師の先生など、普段の暮らしの中でアメリカ人と知り合う機会も増えてきていますね。
親しくなる中でアメリカ人との恋愛がスタートすることもあると思いますが、お付き合いする前に知っておきたいマメ知識を5つご紹介します。
”I love you”はカンタンに口に出さない
海外ドラマなどを観ていると、いかにも軽いノリで”I love you”と言っているような印象を受けるかもしれませんが、実際はアメリカ人がカンタンにその言葉を口にすることはありません。
アメリカ人が”I love you”と伝える時、それは結婚を意識した関係になったと確信しています。
つまり、付き合ったばかりのカップルの間で”I love you”と言い合うシーンはほとんど見られないと言っていいでしょう。
この事実を踏まえると、日本で恋愛初期において”I love you”が濫用されているかのような印象すら受けますね。アメリカ人からすると、かなり違和感がある表現なのです。
レディーファーストの基本
アメリカ人の男性は生まれたときから徹底的にレディファーストの基本を叩き込まれていますので、道路の車道側を歩いたり建物のドアを開けるのは女性であれば他人に対しても自然と行います。
日本人男性にはまったく備わっていないこうしたレディファーストの待遇を受けたからと言って、「この人は自分に気がある」などとまったくお門違いな勘違いをしないように注意が必要です。
”Dating”の使われ方
日本語で”デートする”と言うと、完全に彼氏彼女と出かける行為を指しますが、実は英語の概念は違います。
”I’m dating someone”という表現は、友達以上恋人未満の人をテストしている期間に使われると聞いたら驚きでしょうか?
家族や友人に”Girlfriend (またはBoyfriend)”として紹介されてはじめて、相手に恋人として認識されていると安心できるようです。
恋人を親に紹介する意味
恋人をお互いの両親に会わせる…というと、日本ではかなり重要なニュアンスがありますよね。なんというか”結婚を意識してますよ”というような感じがあります。
しかし、アメリカ人の場合、恋人を家族に紹介したからと言ってそれほど重い意味を持つわけではありません。いたって軽い、普通のことです。
この違いは、日本人が家族に恋人の話をあまりフランクにしないのに対して、アメリカ人は一般的な会話として何でもオープンに話す傾向があるという差から生じているのではないかと考えられています。
ご祝儀が存在しない?
アメリカにはご祝儀が存在しないと聞いたら、結婚にかかる費用がすべて自己負担になるのかと思われるかもしれませんね。
イメージとは違って結婚式自体にかかる費用は日本の1/10ほどですし、ウェディングレジストリーと呼ばれる新郎新婦の新生活に必要なアイテムのリストがあって、そのリストの中から友達がチョイスしてプレゼントしてくれるのが通例になっているんですよ。