はじめて赤ちゃんとおでかけするときの注意ポイント。

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生後6カ月ごろを過ぎると、赤ちゃんと一緒にお出かけができるようになります。でも、この時期はママからもらった抗体がなくなり、感染症などを起こしやすくなる時期でもあるので、なるべく人混みをさけるのが賢明です。また、いきなり遠出をしたり、旅行に出たりすると、赤ちゃんも疲れてしまうので、最初は近くの公園など、赤ちゃんが楽しめるお出かけを考えましょう。お出かけは夏なら午前中の涼しい時間、冬なら昼頃のあたたかい時間帯がベストです。

はじめてのお出かけは、お母さんも緊張するもの。なので、事前にどんなことに注意したら良いか?どんなチェックをしたらいいか?どんな物をもっていったらいいか?を調べてみました。



おでかけ前にチェックすること

◎混雑する時間を避ける。
事前にホームページなどで混雑予測などをチェックして、車や電車が混雑する時間帯の移動や、人が多い場所への移動はなるべく避けましょう。鉄道などの指定席の場合、予定が決まったら余裕をもって早めに予約をしましょう。

◎授乳やおむつ替えが出来る場所をチェック!
サービスエリアや道の駅など、移動中に授乳やおむつ替えができる場所を事前に確認をしておきましょう。普段と同じ時間に授乳が出来るように、移動ルートなどを考えておきましょう。『突然の授乳、おむつ』などで慌てないように、何か所か調べておくと良いですね。

つぎに持ち物をチェック

まずは抱っこ紐・スナグリ・スリング・おんぶ紐・キャリアなど。ベビーカーでの外出のときも、コンパクトに収納できるものを持っているのであれば、持っていっておくといいでしょう。何も使わずにただ抱っこしているだけでは、ママ・パパも赤ちゃんも疲れます。いろいろなタイプがありますので、自分に合ったものを選びましょう。

次にいろいろなベビー用品・グッズですが、ちょっと近所をぶらりと散歩という感じの外出であれば、何かあったらすぐに家に戻ればいいだけですが、本格的な外出のときは、必要なものを忘れないように気をつけましょう。

大きく分けると、ミルク・おやつ関係、オムツ用品、おもちゃなどといったところでしょうか。
必要量の粉ミルク、ほ乳瓶。授乳用のケープやカバー。おやつ、ベビーフード。
オムツ。ウェットテッィシュ。使用済みのオムツを入れるビニール袋。この頃では、携帯できるおしり洗い(携帯ウォシュレットのようなもの)もあるようなので、汚れがひどいとき用や、肌が弱くてウェットティッシュが使えない場合は、そのようなものを利用するのもいいかもしれません。
赤ちゃんがぐずったときのために、お気に入りのおもちゃなど。
何かのときのため、着替えも一組用意しておくといいでしょう。
タオル・ガーゼ類も忘れずに。また、バスタオルが一つあると、寒くなってきたときのおくるみに使ったり、授乳用のケープの代わりにしたりと便利です。

赤ちゃんの様子もチェックです

赤ちゃんの体調はとても敏感なもの。昨日まで元気だったのに、突然熱を出してしまうことだってあります。体調の変化やいつもとの様子の違いなどに注意して、こんな時はお出かけを中止・中断しましょう。

お出かけ前の様子

・顔色が悪い
・37.5度以上の熱がある
・食欲がない
・明らかに機嫌が悪い、いつもと様子が違う
・せきや鼻水が出る、吐いてしまった

お出かけ中の様子

・顔色が悪い
・汗がいつも以上に出ている
・体がいつもよりも熱く感じる
・元気がない、いつもと様子が違う
・食欲がない

シチュエーション別、注意ポイント

1)抱っこやおんぶでお出かけ
月齢の低い赤ちゃんとお出かけする際は、ベビーキャリー(抱っこヒモやおんぶヒモ)を使うのが、いちばん安心で安全な方法。この場合、お出かけ先はママやパパが疲れない程度の距離にしておきましょう。荷物はバッグひとつにまとめ、必ずどちらかの手をフリーの状態にしておきます。ウエストポーチ型のバッグも便利です。
また、抱っこやおんぶをしていると、赤ちゃんの体温が上がりがちですし、赤ちゃんは大人よりも汗かきなので、暑がっていないかこまめにチェックし、ときどきベビーキャリから下ろしてあげましょう。

2)ベビーカーでお出かけ
ベビーカーを使うと行動範囲が広がり、大人も楽になります。月齢に合ったベビーカーを使い、たとえ赤ちゃんが嫌がっても、腰ベルトや股ベルトを必ず装着するのが事故防止の基本です。
ベビーカーの連続使用は、赤ちゃんの体への負担を考慮し、A型(寝かせた状態で使用できるタイプ 生後2カ月頃から使用可能)で2時間以内、B型(背もたれによりかけ座らせて使用するタイプ 生後7カ月頃から使用可能)で1時間以内が望ましいとされています。案外短いので、乗せっぱなしにしないように注意しましょう。また、赤ちゃんが嫌がったときに備えて、ベビーカーにオモチャをつけたり、ベビーキャリーを用意しておくと安心です。

3)電車&バスでお出かけ
パスや電車などを利用する場合は、集り換えに「時間」と「労力」がかかることを念頭に置きましょう。事前にエレベーター付きの駅かどうか調べたり、乗り換えが少ないルートを選ぶことも負担軽減に役立ちます。ラッシュアワーを避けるのも、快適に出かけるコツです。
階段を使う際、赤ちゃんを乗せたままベビーカーを持ち運ぶのは、転落事故の危換があるので避けます。同様にエスカレーターも必ず赤ちゃんを下ろし、抱いて乗るようにしましょう。
また、車内で赤ちゃんがぐずらないように、小さなオモチャや絵本などを持っていきましょう。ひどくぐずってしまった場合は、周りの人のことも考え、途中下車する気配りも必要です。

4)車でお出かけ
赤ちゃんを車に乗せるときには、チャイルドシートに座らせることが法律で義務づけられています。でも、長時間、同じ姿勢を強いられるのは、赤ちゃんには大きなストレス。こまめに休憩をとり、車外の空気を吸わせてあげしょう。サービスエリアや道の駅には、ミルク用のお湯やベビーベッドが用意されているので、赤ちゃん連れには心強い存在。事前に調べておくと安心です。
車内では、お気に入りの音楽をかけたり、いつもと違うオモチャを持たせるのも、赤ちゃんを飽きさせないコツです。
また、チャイルドシートに座っていると、背中に汗をかきやすく、それがぐずりの原因になることも。サンシェードで陽差しを防ぎ、背中に1枚タオルを入れてときどき取り替えるなど、工未してみましょう。

お出かけ先別、注意ポイント

<ドライブ>
車に長時間乗っていること自体が赤ちゃんにとっては大きなストレス。どうしても用事がある場合は仕方ありませんが、レジャーのドライブならばあまり遠くまで足を伸ばさないようにしたほうがよいでしょう。遠くに行く場合は、こまめに休憩をとり、休憩タイムには必ずチャイルドシートからおろして抱っこするなど、外気に触れさせて気分転換をしてあげましょう。

<テーマパーク>
遊園地やテーマパークは赤ちゃんづれのファミリーが使いやすいサービスや設備が整っていますが、赤ちゃんや小さな子どもが楽しめるアトラクションや乗り物は意外に少ないもの。パパ&ママの「乗りたい!」「見たい!」という気持ちを優先して、赤ちゃんを連れまわさないよう気をつけましょう。

<国内旅行>
実家への里帰りは別ですが、ホテルやペンションへの宿泊はあまり低月齢のうちは避けて。生後6カ月を過ぎてからのほうがよいでしょう。赤ちゃんは生活環境が変わると体調を崩しやすいもの。たとえ国内旅行でもあまり長期にわたるものは避け、1〜2泊程度にして。観光スポットをあちこち回るのも赤ちゃんを疲れさせてしまうので、滞在型の旅行がおすすめです。

<海外旅行>
赤ちゃんの身体への負担を考えて移動距離ができるだけ少ない場所、日本との時差、気候の差などが小さいところを選んでください。ビーチなどに出かける場合は紫外線対策も忘れずに。海辺の陽射しは想像以上に強いのでパラソルなどでしっかり日よけをする、水分をこまめに補給するようにして、短時間で切り上げるようにしましょう。

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