子供が小学校に入ると「PTA活動」があります。PTAでは学年委員と選出し、働いているママも仕事をしていないママも1度は役員になる可能性が強いです。
専業主婦も兼業主婦もなる確率が1度はあるので、「いつやっておくべきか」「お友達とやるべきなのか」などと思います。実際にPTAになった体験談をふまえて、何年生でやればいいのかを考えてみました。
PTAとは何?種類は学校によって違いがある?
PTAとは、Parent Teacher Associationの略。学校で組織された社会教育関係団体のこと。任意加入ではあるものの、加入している保護者が多く、児童や生徒のために活動するボランティアです。
私の子供が通う小学校では、「執行分」と「クラス、学年ごとの委員(その中で学年代表委員がある)」がありました。
PTA全体をとりまとめる執行部(会長、副会長)
クラスや学年ごとの委員
・広報……広報誌を担当する
・保健……給食会を開く準備をする
・厚生……イベントを開催する
私が通う小学校では、ベルマーク集計はボランティアが行っています。
土日に行われるイベントの開催実行として、かけっこが早くなる講習会をこれまでに実施したのは厚生の人が担当。
ほか、給食の試食会のとりしきりや広報誌の作成を行う役目、学校行事の時に写真撮影をしたり文章の構成を行う人もいます。
小学校によって役割が違います。
PTA役員になりたくない!免除されるのは?
PTA役員になりたくない場合でも、指名されたらやらなくてはいけないケースが出てきます。仕事をしているママも、仕事が忙しいから免除されることはありません。
小学校ごとに違うと思いますが、子供が通う小学校でもPTA役員を免除される条件がありました。
・小学校でPTAの要職(会長、副会長、会計、書記、総務)や理事になった人
・過去4年間に学年委員をやったことがある人
・学年委員や地区委員を2回以上経験した人
・地区委員やボランティアをしたことがある人
・妊婦の人、3歳未満の子供がいる人
・父子家庭
・母子家庭
でした。
例えば、この制度を逆手にとって、低学年のうちに2回学年委員を経験することで、高学年の大変な時期に学年委員をしなくてよくなります。
私立小学校を狙っている人は、低学年のうちに学年委員をしておく人もいます。
また、赤ちゃんがいる家庭は1ヶ月に1回でも小学校に行くのが大変です。免責事由にあてはまる場合は、理由を書いて用紙を提出すると免除になります。
PTAの学年委員の選出方法
PTAの学年委員を選ぶのに、は2種類。
・立候補
・くじ引き
立候補で定員になればそれで終了。そして、立候補が足りないならくじ引きをします。免除される理由にあてはまる場合はPTAの役員にはならないのですが、1年から6年までを計算すると、誰か2回以上やらなければ1人1度はやらなくてはいけない計算。
それを考えると1度はやっておくべきでしょう。
PTA役員を選ぶのは、1月から2月にかけてです。転勤族がいたりして、急な引っ越しがある場合、補欠も繰り上がり当選することがあります。補欠も何人かを選んでおきます。
PTAを出会いの場として立候補するママも!
子供が転校生だったり、保育園ママだったりすると、小学校に知りあいがいない、少ないことがあります。
その場合にPTAに参加することでママ同士で仲良くなり、そこから子供同士も仲良くなるきっかけづくりができたりも。入学する時に親しい友人がいないという人も、ママ友ができるようになることで小学校での悩みなど知りたいことを聞く相手ができたりします。
PTAの学年委員をするなら4年生(新5年生がいい?)
PTAの学年委員をするのにいいタイミングは何年生なのでしょうか。それは、4年生、新5年生のタイミングだと言われています。
それは、旗振り当番がある地区委員をやらなくて済むからです。5年生、6年生に担当する地区委員は、寒い中、暑い中、登下校時の旗振り当番や見守りを行います。それよりかはPTA役員になった方がいいと4年生のママがPTA役員に立候補することが多いということでした。
実際、私の子供が通う小学校では1度PTAの学年委員になると、次は「4年以内に学年委員、地区委員、ボランティア経験」をした人の免除がありました。
PTAの学年委員は、小学校によって違いがあります。小学校のイベントに駆り出され、働いているママはお休みをしなくてはいけません。仕事内容もベルマークの集計や地域の見守りなど、地域に根差した活動があり、活躍しても無報酬なのがネックだと感じている人もいます。
仕事をしているママも免除理由ではない限り、やらなくてはいけないのが厄介です。低学年でやってしまうか、高学年でやるのか、1度もやらない選択肢にするのか、3つから選べます。