今年も残りわずか。年末恒例の一大イベントといえば、「大掃除」ですよね。ただ、妊娠初期で悪阻がひどかったり、妊娠後期でお腹が大きくなってきて動きづらいなど、体の変化が凄まじい妊婦にとって、大掃除は一大事なんです。
あなたは、今年は目を瞑って大掃除を見送る派ですか?それとも、気持ち良く綺麗な家で新年を迎えたい派?
もし、家の汚れが気になって気持ち良く過ごす事ができないのであれば、できる所だけでも大掃除をしてスッキリ満足して方が胎教にも良いんです。
ここでは、妊婦さんが大掃除で気を付けるポイントなどをご紹介します。是非参考にして、綺麗な家で素敵な年始を迎えてくださいね。
1.重いモノを持つのはなるべく控えて!
バケツに水を入れて運んだり、家具を動かしたりと、大掃除では結構重いモノを持つ機会があるんですよね。
でも、無理が禁物!
グッと踏ん張ってお腹に力を入れた拍子に、破水してしまう・・・なんてケースもあるんです。その為、重いモノはなるべく新生児と同じ位の重さの2~3キロ程度にしましょう。
目安としては、牛乳パックなら2本程度と覚えておくと良いですよ。
2.換気はしっかりと!
基本的に、大掃除はお天気の良い日に行う方が多いとは思いますが、真冬の寒い時期の為、換気を怠って窓を閉めた温かい部屋で行ってしまいがち。
でも、大掃除の際は、普段の掃除では届いていなかったような場所に1年間積り積もったかなりの量の埃が舞っているんです。
また、埃を吸ってしまったり、洗剤等のキツイ臭いを嗅いだ際に、思わずむせてせき込んでしまうと、妊婦の場合は腹圧がかかって、お腹が張ってしまう危険性があります。
大掃除の際には温かい格好でしっかり換気をし、つい埃などを吸ってしまわないようにマスクを着用する事をおすすめします。
3.屈む動作は要注意!
立った姿勢で行う掃除機を使った掃除や、窓ふきなどは問題がありませんが、気を付けなければいけないのは、屈んで行う雑巾がけやお風呂・トイレの掃除。
屈む姿勢は、思っている以上にお腹を圧迫しています。その為、掃除の途中でお腹が張ってしまう危険性があるんです。
可能であれば、屈んだ姿勢で行う掃除に関しては、パートナーにお願いする事をおすすめします。
もし、自分で行いたいのであれば、しっかりと休憩を挟みつつ、体に無理のないようにゆっくりと、しんどくなったら早めに切り上げるようにしましょう。
4.防寒対策は万全に!
大掃除って、水を使う作業が結構多いんですよね。
また、先述のとおり、真冬にも関わらず、しっかりと換気をして行うので、体が冷えるんです。
でも、妊婦にとって「冷え」は禁物!母体が冷えると、お腹の中の赤ちゃんも冷えてしまい、切迫早産や微弱陣痛、逆子、前期破水などの原因となる可能性があるんです。
妊娠中に大掃除を行う際は、温かい格好に加えて、ゴム手袋や靴下もしっかりと着用して万全の態勢で行うようにしましょう。
5.どうしても辛い時は代行サービス!
綺麗な家で新年を迎えたい!その気持ちは強くても、妊娠の状態は人それぞれで思うように動く事ができない場合もありますよね。
でも、何もしないのは気になってストレスを感じてしまうようであれば、思い切って代行サービスを依頼するのも1つの手です。
業者によっても、値段や掃除の範囲は異なるので、一度いくつかの業者とコンタクトをとって見積もりをとってみるのも良いですよ。
多少経費はかかりますが、プロによる掃除でピカピカになった我が家で、ストレスフリーで気持ち良く新年を迎える事ができるのであれば、試す価値は大アリと言えるでしょう。