子どもには積極的にお手伝いをさせた方が良い理由

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子どもは成長する中で、パパやママの言葉やしぐさを真似しています。赤ちゃんが立って歩くようになるのも言葉を話すようになるのも、実際には私たちの真似をしているのです。

そして、子どもたちは心の中で、自分も早く大人になりたいという憧れを抱いています。

子どもの自信を育てる

お手伝いをすることで、ご両親にほめてもらえば、それだけで子どもは嬉しくなり、それが小さな自信につながって行きます。
同時に大好きなパパやママに必要とされる喜びも知ります。
例えば「ママ、洗濯物を干すから○○ちゃん、そこのタオルを取ってくれるかな?」というように強制ではなく、援助を求めるようにすると良いと思います。
お手伝いをしてくれたら「ありがとう、助かったよ。」などと声をかけると、子どもは自分のしたことが役に立ったのだと言う実感が持てるでしょう。

幼い子供の場合、お手伝いが逆に手間になることもある

実際にはお手伝いにはならなくても、「お手伝い遊び」みたいな形で、お手伝いの真似をさせると良いと思います。
しかし、働いているママには時間がない場合もあるし、お手伝いが逆に手間に感じることも少なくないかもしれません。
そういうときは、無理をせずに「お手伝いはお休みの日にしてね。」などと、子どもに伝えると良いでしょう。

はじめは簡単なお手伝いから

最初は食卓にお箸を並べてもらったり、お料理の時に玉ねぎの皮などをむいてもらうことから始めると、無理なくできてママも助かると思います。
食事が終わった時に、テーブルを拭く係りを任せてみるのもいいかと思います。
家の場合ですが、お手伝いをしてもらっているときには子どもとの会話も自然に増えていくし、玉ねぎの皮をむいてもらった時には、いつもは食べない玉ねぎを美味しいと言って食べてくれたりました。
これからの時代は家事はママだけのお仕事ではなくて、家族全員で手分けしてやる環境や、たとえ男の子でも自分のことは自分で出来るという当たり前のことを教えることが大切なのではないかと思います。

何歳からお手伝いを始めさせる?

0歳児でもお手伝いを頼むことは出来ますが、ママも一緒にやることが基本になると思います。けれど、ここが大事なポイントで親と一緒に何かをするということが、やがてお手伝いを積極的にすることに発展していきます。
なので、最初は子どもと楽しくコミュニケーションを取っている感じで軽く捉えれば、ママの気持ちも楽になるのではないでしょうか?
しかし、教えることはエネルギーを使うし、はじめは失敗もするのでママの負担になるようならば、お手伝いはパパがいる休日だけとか決めておくと良いと思います。

お手伝いが子どもに与える影響は?

最初にも少し書きましたが、お手伝いを通して誰かの役に立つんだという喜びや、責任を果たすと言う達成感が得られます。
これが子どもの自己肯定力や自信をはぐくんで行きます。
たとえ何度失敗しても、大きな心で見守ってあげて下さい。いつかは上手くできる日が来るし、成功した体験によって、子どもは成長します。
それは、子どもにとっても、ご両親にとっても、かけがえのない時間だし一生の宝物になるはずです。

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