ブルーライトとは、パソコンやスマホのLEDディスプレイから発せられる青い光のことで、人体への直接的な影響はまだ科学的に証明されてはいませんが、長時間パソコンやスマホを見続けるライフスタイルによって、子どもたちが目を疲労させないように注意してあげましょう。
ブルーライトとはどんな光なのか?
ブルーライトとは私たちが見ることが出来る光の中で、最も波長が短く、紫外線の次に強いエネルギーを持つ青い光のことです。
私たちが「光」と呼んでいるものは、電磁波の中で人の肉眼で見ることが出来る可視光線のことになります。可視光線の波長は400~800nmで、ブルーライトは380~500nmくらいだと言われています。
400nmより(波長が)短くなれば紫外線、700nmより(波長が)長くなれば赤外線と呼ばれています。人の目の角膜は、約350nm~800nmの波長を透過させますが、それよりも外側の光は透過出来ません。紫外線に最も近いエネルギーを持っている光がブルーライトです。
ブルーライトの強さを比較してみよう
ブルーライトを発する強さで言えば、一番がスマホ、ゲーム、パソコン、液晶テレビの順番になります。
気になるのは子どものスマホやゲームの利用実態ですが、2,3歳児は30%。
小学校にあがると実に50%以上が利用しているという結果になったようです。
また、上にお兄ちゃんやお姉ちゃんがいる0歳児でも、21%が利用していると言うことでこの結果は色んな意味で考えさせられますね。
ブルーライトは体に悪いのか?
ブルーライトはとても強い光なので、長時間見続けると目が疲れてしまうのは事実だと思います。パソコンなどを長時間使っていると、眼精疲労を訴える方が多いのはそのためです。なので、長時間パソコンを使うお仕事をしたり、ゲームをして遊ぶという子どもには目を守る対策が必要だと思います。
ただし、国からは長時間ブルーライトを浴びたら、15分間目を休めてという注意喚起があるくらいで、具体的に体に悪影響が出ると言う科学的な証明はないようです。
ブルーライト対策
ブルーライトが及ぼすかもしれない悪影響については、今は研究の途中らしいので何とも言えないのですが、ブルーライトの影響を最小限に抑える対策をすることは、現代社会の中では必要なことなのかもしれないと考えます。
自分や子どものストレスにならない程度に対策をすることで、気持ちは軽くなると思います。
ブルーライトから身を守る具体的な方法
一番簡単で効果的な方法は、ディスプレイの光を「弱」にすることだと思います。
光が弱くなればブルーライトの量も減ります。
パソコンの場合は、コントロールパネルのディスプレイから変えられると思うので、試してみて下さい。見慣れないうちは光が弱すぎると思うかもしれないですが、慣れてくると目の疲れが全然違うことを感じると思います。
また、画面にフィルムをつけてブルーライトの量を変えてしまうことも良い方法だと思います。これなら、ディスプレイの汚れも防止出来るので、一石二鳥ですよね。